お父さんを中皮種から守ってみせる -22ページ目

お父さんを中皮種から守ってみせる

2012年7月。大好きなお父さんが悪性胸膜中皮種になる。お父さんを助けたい・・・

気がついたら、またまた前回の更新から1ヶ月。


あれから、よくも悪くもなっていない状況が続いています。

お父さんにとってはこれがきつい。。。


「ちょっとでもこの苦しさや痛みから解放されたい」


そんなことをもらす日々です。夢の中では飛び回ってるんですって。

病気じゃなくても飛び回るって歳じゃなんですけどね。


病院の先生は、


「あせらないでください。年単位でよくなっていくから」


と話しているようですが、この状況が時間がたつと改善していくものなのかと

ちょっと首をかしげたくなるような感じです。

かわいそうでみていられないというのが本音ですが、つとめてお父さんの前では

明るく振舞っています。


さて、このほぼ変わらない状況のなかで、再びブログを書こうと思ったのには理由

があります。


やっとやっと、労災認定されました!電話連絡だったので詳細はわかりませんが、

認定されたことは確かです。


まだまだ働く気満々だったお父さんが働けなくなり、金銭面でも多少なりとも不安

があったのでとりあえず安心しました。お父さん自身はいろいろな思いもあるよう

ですが、黙ってなんどもうなずいているようでした。

働けなくたってしまい、おかあさんに申し訳ないという思いがあったんだと思います。


労災認定されること、わたしからみれば当然のことですが、父が遠い昔働いて

いたというこの病気の原因となった会社は、一度も中皮種になって労災調査を

受けたことなどなかったので、簡単にはいかないだろうなと思っていました。

正直、よく、認めてくれたなとちょっとびっくりした部分もあります。


でも、間違いなく、これから先、同じ会社から同じ病気の人がこれから何人か

でてくると思うので、その方たちのためにも良かったのではと思っています。


でも、やっぱり、お金をもらえたところで、毒を吸わされ病気になってしまったこと

は許せません。


なぜなぜ・・・という気持ちが消えることはありません。この病気にアスベストが

原因でなってしまった人、その家族は皆おなじ思いだと思います。


アスベストが原因で病気になってしまった人、これからなってしまうだろう人たち

のために国は全力をあげて治療法を確立させてほしいです。

国民に毒をもってしまったからにはを解毒する責任があります。


国をうらんだところで仕方ないのはわかっているのですが・・・・


毎日この現実をむきあっていると八つ当たりもしたくなります・・・


今日は、久しぶりに愚痴だらけのブログになっちゃいました。