あぁ、今日は本当に本当につらい一日だった。
昨日よりは少しはいいのかなと思って家を出たのがお昼過ぎ。病院に向かう車(妹が運転)に先に病院に行っていたお母さんから電話があり、
「早く、早くきて。お父さんが大変なの」と、、、、
もう、私も妹もびっくり!なんで、なんで?なにがおこったの?と
病院に着くとお父さんが、
「おれはもうだめだから、お前たちに遺言を残す・・・」といいながら話始めた。
吐き気、痛み、息苦しさが一気に襲い掛かりよくなるどころか、時間が経つごとにひどくなり、このまま死んでしまうのではないか、いや、死んでしまいたいと思ったらしい。「こんなことなら手術など受けるんじゃなかったと」言っていた。
あまりに苦しそうで、私たちももうだめなんじゃないかと思ったが、後で看護婦さんに聞くと想定内のことだそうだ。
でも、あんなにもお父さんが苦しそうなを見てもう私もつらくてつらくて。お父さんのことを思うと本当につらくてたまらなかった。
神様、どうかお父さんを助けてください。ずっとずっと祈っていました。
お昼私たちに話した後、背中から痛み止めを、点滴では吐き気止めを、そして大いに乱れる脈(不整脈を抑える薬)を入れると、少しずつ落ち着いていきました。
昨晩、お父さんは不整脈や吐き気があまりにひどく、本当にもうだめだと思い私たちが来るまでは痛み止めを強めないでほしいと言ったらしい。痛み止めを強めると意識が朦朧としてしまい私たちに言い残したいことを言えなくなってしまうと思って、痛み止めを強めなかったそうです。結果、強い痛みに加え、不整脈も一段とひどくなり、私たちが病院について頃は最悪の状況だったと言うわけだ。
でも、その後、先ほどの薬を全て入れると少し落ち着きました。夕方先生に(残っている左肺の方がいい状態で酸素は足りてますよ。)といっていただけたことで少しだけ希望が持てたようで、今日はなにも口にしていなかったのに、夕食ででた重湯をほんの少しとかぼちゃのスープをほんの少し口にし、その後、ずっと一睡もできないと言っていたのに、少しだけ眠ることができました。
お父さんが眠っている間に、面会時間が終わってしまい、家に帰ってきたわけですが、こうしている今もお父さんの今の状況が心配で心配でなりません。電話がかかってくるんじゃないかとビクビクしています。
11時間半もの手術を乗り切ったから、なんとか、この苦しい状況を乗り切ってほしい。でも、本当に良くなる日が来るのだろうか、今日のお父さんをみて不安になってしまいました。何もできない自分が悔しい。早く時間が過ぎて、少しでも回復してるとお父さん自身が感じるところまで来てほしいな。それには何日くらいかかるのか・・・今のお父さん、5分が100時間くらいに感じるそうです。
神様、仏様、(こんなときばっかりたよってすみません)、どうか、どうかお父さんを守ってください。