電話、ありました。
来週、24日(火)に入院、27日(金)に手術です。いよいよ具体的に動きだしました。
今日はとっても蒸し暑く、さすがのお父さんもかなり疲れたみたい。でも今日もやっぱり呼吸訓練をがんばってました。
さて今日は、ちょっと前に頭に来た出来事について書きます。
お父さんの病気について調べていると、石綿救済法というものがあり、補償が得られるということがわかりました。そこで、病院にいるカウンセラーさんに相談すると、お父さんの場合は労災を申請してみたらどうかと言われました。ずっと自営業だったお父さんに労災なんて・・・・と思っていた私なのですが、私の知らない結婚前のお父さんがなんと40年も前に会社勤めを3年ほどしていて、そこでアスベスト暴露暦があるというのです。
それを聞いた私は、またネットで労災について検索・・・・でも中皮種といえど労災の補償をうけるにはちょっと大変そうだと分かりました。でもとりあえず、申請するには労働基準監督署にいって書類をもらったり話を聞きに行かなければ始まらないことがわかり、お父さん、お母さんにそのことを伝え、2人はすぐに地元の労働基準監督署に向かったのです。
帰ってきたお父さんもお母さんに、どうだったかたずねると・・・
どうもこうもない、対応した人が最悪の人物だったというのです。その人は労災を申請することがまるで悪いことのように、かなりの上から目線で
「会社に迷惑がかかりますけどいいんですか?」
「証明してくれる人がいますか?その人を連れてきてもらうことになりますけどいいんですか?」
とか、とにかくいろいろ言われたらしいのです。お母さんいわく、温和なお父さんが切れたらしい。
「あんた、あと数ヶ月しか生きられない人間に向かって、それがわかっててそのものの言い方をするのか!中皮種についてしっているのか!」
と。その人は、ただ、「知っています」といっただけで、それでもさほど態度を変えなかったらしく・・・
労災認定を受けるのは大変だと分かってはいたものの、最初からこんな調子で・・・・
そして、初めてアスベストセンターのホットラインに電話。この事態を話すと、アスベストセンターの方は「とんでもないことだ!」と言ってくれたようで、また「大丈夫ですよ」と励ましてくれたみたいで、お父さんはなんとかまたがんばろうという気になったのです。
それにしても、この労働基準監督署のその人。私も次にそこに行くことがあったら会ってみたいと思いました。そして、私がネットでいろいろ調べた情報について話をしたいと。おそらく、その人はまだ数少ない中皮種についてあまり詳しくないのだと思います。だから、こっちが上から目線で教えてあげようと思います。ちょっとした復讐心がメラメラ。どんなに時間がかかっても、勝ち取ってみせると心に決めました!
でも、まずは手術に向けての準備が大切。術後落ち着いてからまたゆっくりと補償制度の方、勧めていきたいと思います。