20年以上一緒だった命🐴が、
何の前触れもなく消えた朝、私は立っていられなかった。
駆けつけたとき、
まだ身体は温かくて、
🥕ニンジンを齧る音、草を噛む音が
耳元で聴こえてくるようで、
触れなくても私の手には体温も、毛の感触も残っているのに...
目を半分開けたまま、どうしても閉じなくて…。
だけどもう、
どれだけ呼んでもこの仔が応えてくれることはない。
「命を迎える」って、こういうこと。
かわいい。
楽しい。
癒される。
そんな時間だけじゃない。
最期の瞬間まで見届けること。
苦しんでいれば傍に寄り添うこと。
老いていく姿も丸ごと受止めること。
言葉にできないほどの責任と愛を、丸ごと引き受けるということ。
だから、
乗馬クラブやペットショップ、
譲渡会で出会った一つの命を
「家族にしたい」と思ったなら、
その仔がこの世を去る日まで、
共に生きる強さを、持ってほしい。
命を迎えるということは、
別れを覚悟するということ。
ときには、“最後”を決断しなければならない場合だってある。
その全部を受け止める覚悟を持つこと。
私たちは愛した分だけ、
必ず何かを返してもらっているよね?
彼らは、自分の意志も、繊細な心も持っている。
なのに、
自分の生きる場所も、自分の生きる道も、自分では選べないし、
家族に捨てられる悲しみも、孤独になる恐怖も、ちゃんと感じている。
だから
「最後まで一緒にいること」って、
私たちにできる唯一の恩返しじゃない?