H本牧場の仔馬への暴行動画。
怒鳴る、押し倒す、殴る——
それが、しつけであろうと何であろうと、
とても見ていられなかった。
「虐待だ」
そういう声が上がるのも当然だと思う。
でも、
「ひどい」で終わることじゃない。
✔ なぜ、あの行動が起きたのか
✔ なぜ、それが“普通”になってしまうのか
✔ なぜ、止められなかったのか
ここを変えない限り、
同じことは繰り返される。
競馬でも、乗馬でも、
馬の現場はきれいごとだけじゃない。
噛む、蹴る、暴れる。
命の危険がある仕事なのも事実。
でも、だからといって、
“力でねじ伏せること”が正解になることはない。
トレセンの現場で生きてきた人が、
こう言っていた。
「馬は怒っても育たない。
その気になるまで、1日中でも待つこともある」
また、優秀なセラピー馬の育成に定評がある牧場では、
「人間は味方」と理解してもらうために、
生まれた瞬間から
人の温かさを教えるという。
どっちが、
馬にとって本当の“学習”になるか。
馬を力で従わせても
信頼は、力では作れない。
じゃあ、私たちは何をすべきか。
✔ 見て見ぬふりをしない
✔ 「仕方ない」で終わらせない
✔ 馬の“行動の理由”を見る
✔ 関わり方を変える
そして、もう一つ。
“癒せる人”を増やすこと。
乗馬クラブでも、
怖がらせる人が増えるほど、
馬は心を閉じる。
でも、
安心させられる人が増えたら、
馬は変わる。
あなたは、
“コントロールする人”で終わる?
それとも、
“信頼される人”になる?
