鉄道模型界隈では、年末に結構大型な新製品が出る事が多いです。

今年の年末の大型新製品は間違いなくこれでしょう。

TOMIXのSL銀河です。

牽引機のC58 239も合わせて入線しました。

 

 まずは牽引機のC58 239です。

いつものパッケージに入っていますが、いつもよりも車両が左寄りになっています。

車両とパーツの間にくぼみがありますが、そこをカットする事でケースごとSL銀河の客車セットのケース内に納める事が出来るようになっています。

私はカットせずそれぞれ保管していきます。

 

 中身を出してみました。

全体的なフォルムはすっきり整っています。

実車をそこまで知らないのですが、見た限り細かいディテールなんかもしっかりと再現されているようです。

前側と運転室あたりを寄って撮影してみました。

運転室の窓が開いています。

TOMIXの今までのSLは窓が閉じたスタイルだったので、これは珍しいのでは無いでしょうか。

実際は窓を開けて走っている事が殆どなので、実際にスタイルにようやく即すようになったという事もいえるかなと思います。

 

 車番を始め各パーツを取り付けました。

前面はダミーカプラー、カプラー横のブレーキホースも取り付け済みです。

車番は固定なので印刷済みでも良いような気もしますが、別部品にした方が立体感が出て良いのかもしれませんね。

後部のカプラーはTNカプラーへ交換済み。

他の車両と同じく、テールライトはレンズが入ってますが非点灯。

上部のライトは点灯する仕様です。

前面のライトは、煙突を回す事で光らないように見せる事が出来ますが、後部のライトはそれがありません。

 

 次にキハ141系を見ていきます。

キハ143 701です。

こちらにモーターが搭載されています。

この車両実はパッケージを開けた時に違和感があって、前後の台車がどちらも車体から外れてました。

取り付けるだけで事なきを得ましたが、最近こういったちょっとしたミスというかNGな事に遭遇している気がします。

屋根上のホイッスルカバー、列車無線アンテナ、信号炎管は取り付け済みです。

列車無線アンテナのみ少量のゴム系接着剤を使って取り付けています。

お顔はこんな感じです。

カプラーは最初からボディーマウント式のTNカプラーです。

撮影前に埃を取れば良かったと後悔しましたが、側面の印刷も綺麗です。

 

 2両目のキサハ144 701です。

銀河の塗装が美しいです。

中間カプラーはアーノルドなので、カプラーマウントのTNカプラーに交換予定です。

 

 3両目のキサハ144 702です。

この車両独特の風味というか雰囲気が感じ取れます。

こちらもカプラー交換予定です。

 

 4両目のキハ142 701です。

こちらも塗装はかなり綺麗に再現されています。

 

お顔はこんな感じ。

キハ143 701と同じく前面はボディーマウント式のTNカプラーです。

ホイッスルカバー、列車無線アンテナ、信号炎管は取り付け済み。

こちらも列車無線アンテナは、少量のゴム系接着剤を使って接着済みです。

 

 モーター車がきちんと走るかというテスト走行は行ってますが特に問題ありませんでした。

C58もSL銀河もカプラーはTNカプラーとなっております。

ですが、公式からC58で牽引させる時はアーノルドにするよう指示がされています。

その為SL銀河セットにはTNカプラーに取り付けるアーノルドカプラーアダプターが付いています。

公式ではなぜアーノルドで無いといけないのかは明言されていないと思いますが、実際に連結させてみて何となく分かりました。

上がTNカプラー同士、下がアーノルドカプラーアダプターを使った際の連結です。

単に直線を走るだけなら上でも問題ないでしょうが、半径の小さなカーブ特にポイントなどを通過する際は狭すぎて脱線するのでは無いでしょうか。

検証などはしていないので、おそらくそういった影響でアーノルドにするような指示になっているんだと思います。

あと、キハ143 701には協調運転を目的とした速度調整ボリュームが付いています。

そんなの始めて見たので、上記の仕様も合わせてこれを製品化するに当たって苦労した感じが垣間見られます。

 

 おそらく今年最後の入線になるかと思いますが、いかがでしたでしょうか。

このところ鉄道模型にはあんまり触れてなかったですが、やっぱり自分は鉄道模型が好きなんだと思います。

最後に悪くない入線でした。