前回のエントリーでランドクルーザー80が完成しました。

次に作るつもりだったスーパーカブも完成済み。

この次はどうしようかと思ってましたが、原点回帰ということで鉄道模型をチョイスしました。

鉄道模型もいくつか作らずに積んでいるものがあるので、その中からクロ157を作ることにしました。

 

 クロ157は、国鉄157系の中にあって一般人が乗ることの出来ない車両です。

皇室の方が乗車される、所謂お召し電車という車両です。

当初は157系と同じく、クリームに赤帯の国鉄特急色で塗装されていましたが、後年185系と連結されるようになりホワイトにグリーンのカラーで塗装されました。

今回は、手持ちが185系しかないということもあるので、後年のホワイトにグリーンのカラーで塗装します。

 

 まずは、キット自体です。

グリーンマックスのエコノミーキットのそれと同じです。

 

 キットの中身です。

写真のにプラスウエイト用の金属と窓用の透明プラ板とトイレ用の曇りガラスが付いています。

 

 まずは、キット全体をガイアノーツのプラクリーナプラスで洗浄しました。

それからボディーの作成です。

パーツはいつも通りミネシマの精密ニッパーでランナーからカットして、デザインナイフを使ってバリを大まかにカット。

神ヤスの400番などを使ってバリ部分を整えました。

 

 カットして整えたパーツを、マスキングテープを使って仮組みしました。

パーツの合いはそこまで悪くはないですが、いつも通り色々と隙間が出来そうです。

とはいえ、この段階では調整出来ることはほぼほぼないので、接着を行いました。

接着には、タミヤセメントの流し込みタイプを使いました。

パーツ同士がしっかり接着出来たことを確認して、目立つ隙間をパテ埋めします。

パテは、タミヤのポリエステルパテを使用しました。

今までなら、同じタミヤのラッカーパテを使っていましたが、ラッカーパテは使い勝手は良いものの固着するのにかなり時間がかかる上に、ラッカー分が抜けて若干ヒケが出来てしまいます。

その点、ポリエステルパテは固着の時間は結構短いですしヒケも殆ど発生しません。

 パテは若干多めに盛ってその後削っていくようにしました。

削り作業は、きさげカッターやデザインナイフで大まかに削り、そこから神ヤスの400番、600番と進めてタミヤフィニッシングペーパーの1000番で磨きました。

合わせて、このキットは側面に初期カラー用のモールドが再現されているのですが先に書いたとおり185系に合わせる場合そのモールドが不要になります。

それらも削りました。

さらに、屋根上の機器ですが屋根自体と色分けを行う必要があります。

クーラーは別パーツ化されていますが、ベンチレータは屋根に予め再現されています。

塗装時に塗り分けることも考えたのですがかなり面倒なので、削って手持ちのパーツを別付けすることにしました。

削り作業は、模型用リューターを使ってある程度削った後でロールサンダーを使いました。

見ての通り、削りの際に若干えぐってしまった部分が発生したので、そこはポリエステルパテを使って補修しました。

 

 

 この状態だとどの程度補修出来ているのは分かりにくいので、一度サフがけを行いました。

サーフェイサーはクレオスのサーフェイサー1000を、同じくラピッドうすめ液で1:1に希釈したものを使いました。

その後、タミヤのフィニッシングペーパー1000でヤスリました。

手でやりにくいところは、小さく切ってピンセットを使いました。

まだ至るところが甘い状態です。

ここからまたパテで補修→サフがけを何度か続けることになります。

 

 いつもならここまで整えたりしないのですが、やはりお召し電車なので自分が納得出来るところまで頑張っていくつもりです。

そこまで日数をかけるつもりはありませんが、またお付き合いいただけると嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ランドクルーザーの制作記も5回目。

前回のエントリーで、連日の猛暑の影響でクリア塗装しようとする意欲がわかないと書きましたが、その合間を縫って何とか5回ほどクリア塗装を行いました。

今回は、研ぎ出しから完成まで持っていきたいと思います。

 

 まずはクリア塗装したボディーを見て下さい。

クリアは、3回目で書いたとおりフィニッシャーズのオートクリアを同じくフィニッシャーズのピュアシンナーを使って1:2.7で希釈したものを使いました。

間に1週間ほど期間を空けて、合計5回塗装しています。

写真では見た感じが分かりにくいですが、きっちりとクリア層が作られています。

これを研ぎ出ししていきます。

 研ぎ出しは、通常低めの番手のヤスリから初めて番手をどんどん上げていくことで、表面を整えて所謂鏡面のような感じにしていくものです。

今までのカーモデル作成でもチャレンジしてきましたが、上手くいった試しがありません。

なので、今回はコンパウンドを中心に進めていくことにしました。

具体的には、タミヤコンパウンドの粗目に始まり細目、神ヤスの10000番、コンパウンドの仕上げ目、最後にハセガワのセラミックコンパウンドという順番に進めました。

コンパウンドには、タミヤのコンパウンドクロスを使いました。

研ぎ出しですから研ぐというイメージですが、どちらかというと撫でるくらいの力加減であんまり力を入れないようにしました。

各コンパウンドで研いた後は水洗いを行い水分をしっかりと取ってから次の工程に進むようにしました。

神ヤスについては、水研ぎで行いました。

 

 研ぎ出し作業が終わった後はこんな感じです。

やはり写真では分かりづらいですが、そこそこ綺麗に研けたと思います。

今まであったクリア層が剥がれて元の塗装に影響を与えるということもありませんでした。

 

 あとは、残りのパーツです。

サイドミラーはマニュアル通りMrカラーのシルバーで塗装しました。

ミラー部分には、ハセガワのミラーフィニッシュを現物合わせてカットして貼り付けました。

ボディーへの取り付けは、セメダインのプラモデル用を少量付けて貼り付けました。

すぐ近くにクリアパーツを貼るので、白くなるのではと危惧しましたが大丈夫でした。

 

 後部のテールライトは、クリアパーツにクリアレッドとクリアオレンジを塗装する指示となっています。

塗装する必要のない部分にマスキングをして、それぞれ水性ホビーカラーを筆塗りで塗装しました。

エアブラシでの塗装も考えたんですが、それにするとクリアレッドかクリアオレンジ部分にもマスキングが必要となるので、ちょっと面倒かと思って止めました。

筆塗りは、合計5回くらい重ねました。

筆の動きが一定方向になるように、気を付けて行いました。

(パーツ自体の写真を撮り忘れたのでありません・・・)

 

 クリアパーツはセメダインのハイグレード模型用を使って接着しました。

ワイパーも同じくセメダインのハイグレード模型用を使いました。

クリアパーツ接着後、残りのデカールを貼り付けてボディー全体をタミヤのモデリングワックスで研いて完成です。

車体を載せているのは、ダイソーのコレクションケースにタミヤのジオラマシートを貼り付けたものです。

黒一色よりは雰囲気があって良いんじゃないかと思っております。

 

 ランドクルーザーは、実車はなかなかの人気で簡単に購入出来なかったりその人気故に色々と狙われたりすることが多いようです。

こうしてプラモデルならその姿をいつまでも手元に置いておけるので、一安心です。

今回は、元モーターライズのモデルを組み上げたんですが、可能ならエンジン内部なんかも再現されたプラモデルがあれば作りたいですね。

次はスーパーカブを作ろうと思っていたんですが、すでに作り済みなので今のところ未定です。

暑さがもう少し落ち着いてくれないと、塗装なんかも大変なのでなかなか手が進みません。

まだいくつか積みプラモがあるので、そこから適当にチョイスするか新しいものを買うのか分かりませんが、またお付き合いいただけると幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今作っているランドクルーザー80ですが、連日の猛暑でクリア塗装しようとする意欲がわかずなかなか進んでいません。

そんな中、模型自体は作りたいと言うことでこちらを用意しました。

ホンダのスーパーカブ110です。

Fujimi製です。

こちらはいつか作ろうと積んでいたものの1台になります。

初のバイクプラモになりますが、これは接着剤や塗装が必要のない所謂スナップフィットのキットになっています。

塗装する意欲がないけど、模型は作りたいという今の需要にぴったり。

初バイクプラモにもワクワクします。

 

 まずは中身です。

塗装不要なだけあって成型色はかなり綺麗です。

また、パーツによってつや有りとつや無しがきちんとされています。

タイヤの感じも悪くなく、透明パーツの透明感も申し分無しです。

マークなどはシールで用意されているので、デカールほど気を遣う必要もないですね。

 

 早速組み立てです。

もちろんマニュアル通り進めていきますよ。

まずは、フロントとリアのタイヤの組み立てからです。

パーツは全てミネシマの精密ニッパーでカットした後、タミヤの先細薄刃ニッパーで余分なゲートをカット。

デザインナイフで整えて、所々神ヤスの400番で磨くという手順を踏んでいます。

 ホイールは2枚重ねで、間にブレーキパーツを仕込むという感じです。

それぞれがきちんと雄雌状態になっているのでぴったりとはめられます。

ただ、フロント側のアームフロントブレーキのパーツはちょっとした弾みで簡単に外れてしまったので、流し込み接着剤で固定しました。

 

タイヤが完成した後は骨組みを付けて、立ち上がるところまで進めました。

その間、バリのせいでなかなか上手くはまらないといったこともありましたが、その時は一旦外してナイフや神ヤスで整えてまたはめ直すと言うことを行っていました。

 

 次にシートとマフラー、それにテールランプを付けました。

テールランプは初期型と現行型を選択出来ますが、今回は現行型にしました。

また後部の車番、今回はスーパーカブのシールを貼っていますが、このパーツがまた簡単に外れてしまうので、これも流し込み接着剤で固定しています。

 

クラッチとサイドスタンドを付けてかなりそれっぽくなりました。

 

 最後はハンドル部分を作って取り付けた後、各所にシールを貼って完成です。

実は、シールを貼っている間に後ろから向かって右側に倒れてしまい、右側のサイドミラーが折れてしまいました。

セメダインのプラモデル用を使って何とか接着しました。

同じように、右側のブレーキハンドルも簡単に取れてしまったので、こちらは流し込み接着剤で固定しています。

 

 4時間程度で完成したスーパーカブいかがでしたでしょうか。

相変わらずシールなど綺麗に貼るのが苦手で、正面のHONDAロゴのシールは少し左側に寄ってしまっています。

直そうかと思ったんですが、剥がすと汚くなりそうなのでそのままです。

スナップフィットのキットなので、基本的には自分の力ではめることが出来るんですが、所々結構固い箇所があったり力を入れると折れるんじゃないかと思う部分もあってヒヤヒヤものです。

それでも、初のバイクプラモでそれなりの形になったので嬉しいです。

 

 バイク模型は、同じモーター駆動の車両ですが車のそれとはまた違うおもしろさがありますね。

早くも次を作りたくなってきました。

ただ、その前に暑さに負けずにランドクルーザーのクリア塗装を進めなくては。

趣味なので、気負わずにいきたいところですが、時間がかかりすぎるのもどうかと思いますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 トヨタランドクルーザー80制作記も4回目です。

前回、ボディー周りのデカール貼りと内装周りの塗装を行いました。

今回は、内装周りのデカールを貼ってシャシーと接着して完成まで持っていこうと思います。

 

 といっても、内装周りで貼るデカールはコンソールのメーターのみです。

貼り方はいつも通りマークセッターを塗って、そこに貼り付けるという方法です。

今回デカールのカットにハセガワのフレキシブルカッターを使ってみました。

使い勝手が理解出来ておらずそこまで綺麗なカットが出来ませんでした。

結局デザインナイフで、周りのノリ部分のカットという調整を行いました。

おかげで、そこそこ綺麗に貼ることが出来たのではないかと思います。

 このコンソール部分ですが、モールドで色々再現されているのでそこを塗り分けたら面白そうかなと思いましたが、失敗して汚らしくなるのが嫌だったので止めておきました。

このままハンドル部分を接着し、シート部分に接着を行いました。

接着にはタミヤセメントの流し込み接着剤を使用しました。

 

 接着した内装を、シャシーに接着しました。

こちらも、タミヤセメントの流し込みタイプを使用しました。

ご覧の通り、シャシー部分にはすでにタイヤを取り付け済みです。

前々回の際に、すでにここまでは作ってあったのですが記事にし忘れました^^;

このタイヤの取り付けもなかなかシビアで、ホイールの取り付け穴とシャフトの太さに全く遊びがなく、なかなか取り付け出来ませんでした。

仕方なく、タミヤのピンバイスでホイールの穴を一回り大きくして何とか取り付けました。

ちなみに、ホイールに付けるデカールも貼り付け済みです。

 

 と、今回はここまでです。

ボディーのクリア塗装は2回目まで終わっているので、後数回行って磨き作業かなと思っております。

完成までもう少しお付き合い下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 トヨタランドクルーザー制作記も3回目です。

前回ボディー塗装を完了させたので、今回はボディーにデカールを貼っていきます。

と、その前に側面のウインカーを水性ホビーカラーのオレンジで塗装しました。

 

 デカールは、前面のTOYOTAの横にturbo、側面に帯にFOUR WHEEL DRIVE、VX LIMITED、側面後方にturbo、後部のVX下にlimited、その下に4WD、車番上にTOYOTA LANDCRUSER、車番を貼りました。

貼り方は、クレオスのマークセッターを塗ってその上から該当のデカールを貼るといういつもの方法です。

今回からタミヤクラフト綿棒と一緒に、ガイアノーツのフィニッシュマスター極細Rを使ってみました。

相変わらず中の空気を抜く為に動かすと、貼ったデカールも動いて位置がずれたり歪む事が発生。

何とか破けずに調整出来ましたが、側面のが若干ずれているように見えます。

これ以上の調整は失敗しそうなので、ここで妥協です。

 デカールを貼ってから一日以上経過させてクリア1回目の塗装をしました。

クリアはフィニッシャーズのオートクリアを、同じくフィニッシャーズのピュアシンナーで1:2.7で希釈したものを使いました。

1回目なので、かかるかかからないか位の距離にエアブラシを離して塗りました。

上記の写真は、クリア塗装後のものです。

この状態で、数日放置です。

クリアは、この後数回進める予定です。

 

 後部のスペアタイヤの部分も塗装しました。

キットの指定ではグレーでしたが、ボディーと同じくシルバーにすることにしました。

ただ、ボディーと同じでは味気ないので、ガイアノーツのExシルバーをメタリックマスターで1:2程度の希釈したもので塗装しました。

ざらついたようなシルバーに見えますが、これはこれで味があるかなと思います。

これに貼るデカールもあるんですが、それはまた後日進めるつもりです。

 

 次にシャシー周りも進めました。

まずは、内装類をランナーからカットしました。

シャシーもランナーからカットしました。

シャシーのカラーはキット指定ですとRLMグレーとなってましたが、他の車両と同じくセミグロスブラックにすることにしました。

黒成型に黒塗装は分かりにくいので、一旦サーフェイサーを塗りました。

クレオスの瓶サフの1500をラピッドうすめ液で1:2で希釈したものを使いました。

サーフェイサーを塗ることが目的ではないので、パーツによってはそこまでしっかりとは塗っていません。

 

 サーフェイサーが乾いた後でセミグロスブラックを塗るのですが、シートの座面のみキット指定のガルグレーを塗装しました。

ガルグレーで残す部分をマスキングして、セミグロスブラックを塗りました。

セミグロスブラックは、フィニッシャーズのものを使いました。

オートクリアと同じく、ピュアシンナーで1:2.7で希釈しました。

マスキングをしっかりしたつもりだったんですが、やっぱりマスク漏れで黒が入り込んでいる箇所が何カ所が出てしまいました。

あと、ヘッドレスト部分はガルグレーでなくて良かったようですが、このままで良いかなと思っています。

 

 本日はここまで。

まだ貼れていないデカールや、今回の修正が残っていますがそれはまた後日に。

こうやって形になっていくと、なんだか嬉しくなりますね。