温泉も食事も満喫した1日だった
翌朝、日光澤温泉のワンちゃんサンボ君に見送られて鬼怒沼へ向かった
紅葉が始まっていた
この辺りまでくると、なんとなく鬼怒沼に近くなった気がする
いきなり、鬼怒沼の草紅葉が広がった
黄金色に染まる鬼怒沼
左手には樹に隠れているけどベンチがあったわ。
座って休憩をとっていると、途中で出会ったソロの男性が追従してきた。
途中で追い越されると思ったけど、そんなことなかったね
男性もゆっくりペースだったんだね
まあ、早く歩くことはできないし、その意味が見いだせていないから、多分男性も同じなんだと思うわ
ホントは、大清水に抜けて、そこからバスで帰りたかったの。
でも、調べていくと、尾瀬保護団体のブログで「ひとりで行かない方が良い」と書いてあったのを見つけしまった
電話して聞いてみたところ調べてくださり、登山道が荒れていて整備されていないし、あたしが不安に思った通り、クマ出没が心配なんだと。
沢沿いに歩くコースなんだ…
今まで歩いてきたよりずっと人が少ないから、クマに遭遇する率がぐっと上がるんだ
仕方なく、安全第一で夫婦渕ピストンとなったの。
誰もいない鬼怒沼
男性は、二股の右手を行った。
あたしは、左手を進んでいる。
おおーーーーーー
燧ヶ岳が見えた
帰路、スライドしたさっきの男性が、以前は10月10日ごろに燧ヶ岳が紅葉してたと言っていた。
今年は遅いようだね。
燧ヶ岳にかかっていた雲は、すぐにどこかへ消えたわ。
わかりにくいけど、小屋発見
この小屋は、東電の巡視小屋。
男性は、ここに泊まれるようだったら泊まりたかったと言っていた。
鬼怒沼のどん詰まりまで来た。
ここから行きたかった大清水に抜けられる
また、鬼怒沼山方面へも行ける
鬼怒沼山は、展望がないので行く気がしなかった
男性は、向かうと言っていた。
あたしより、遅いけど大丈夫か~
大清水方面への木道。
名残惜しいけど、戻ろうね
見通しが良いところは安心
わーーーーーー
日光白根山が池塘に映っている。
日光白根山は、グリーンシーズンと雪山で登ったことがあるわ。
良いお山よね
池塘がキレイ
尾瀬と同じようなエリアだもんね。
でも、尾瀬より人が少ないね。
そして、尾瀬よりスケールは小さい感じ。
ベンチ迄戻ってきた。
ひと休みしたら、日光澤温泉へ戻ろう
そこから夫婦渕バス停まで歩くんだよ
なんの為の太いロープかな~
多分、この右手に落っこちないためのロープかな
それにしてもロープが太くて、つかめる気がしない
足元はこの先根っこだらけだ
雨だったら相当滑るだろうね
途中で、団体さんに会った。
登り優先なので、20人ほどの人が通り過ぎるのを避けて待った。
燧ヶ岳と白根が見えたことを言うと、嬉しそうだった
朝、ソロの男性と出会ったベンチに戻ってきたよ。
この頃、あたしのiPhoneは大変なことになっていたの
というのも、最近バッテリーの減りが早くてどうしたのかなって思ってた。
この山行に入ってから顕著で、最初から機内モードにしてたのにモバイルバッテリーをつなぐこととなった。
それも、底尽きてきたんだ
橋を渡って。。。
沢渡渉をして歩く
日光澤温泉の建物が見えた
あたし達が使った布団が干されていたわ
あたしが使った布団は、一番左側だね。
掛け布団も、カバーを交換してくれているんだね(当たり前か最近、山小屋モードなの)
戻りました~
声を掛けたら、中から宿主が出てきた。
戻った報告と、雪の時期の情報をもらった。
年内はほぼ満室らしい。
宿主は割とおしゃべり好きなようだ
サンボ君、戻ってきたよ
玄関の外の丸太に腰かけて休憩していると、サンボ君が足元にやって来てピトッてくっついて座った
あーーー
めっちゃかわいいカワ(・∀・)イイ!!
鬼怒沼は気温8度ぐらい。
風があると寒かったね。
殆ど風がなくて良かったよ~
ここは12度。
やっぱり、高度が低い分温かいのね。
行きにくぐった門の左手には、登山届入れとお土産の展示があった。
Tシャツは、柴犬模様でとてもかわいい
次回、手ぬぐい買おうかな
日光澤温泉さん、良いお宿だった
お世話になりました。
サンボ君、またね
加仁湯温泉の先の橋。
尾瀬方面らしいが、渡れないらしい
実は、バッテリーの減りがめちゃ早かったため、あたしは日光澤温泉から先は殆ど写真を撮っていなかった。
YAMAPでルート確認をしてたが、加仁湯付近は入り組んでいて、この道は間違いだった
加仁湯の横まで戻って、加仁湯迄降りてきた道を進んだ
あたしは、途中で電源を落としていた。
もう、この先は来た道を戻るのだからYAMAPで確認しなくても大丈夫
でもね、沢音が大きくてブラインドになっているので、先が見えないところは笛を吹きながら進んだ
スライドする人がすぐそばに来ても、クマ鈴の音が聞こえないんだもん
笛を持っていたことを思い出して良かったわ
夫婦渕に戻ってきた
バスまで1時間20分ほどあった。
予定より早く到着
この反対は困るのでこれでよいのだ。
休憩所前のベンチでパンを食べ、トイレに行ってのんびりしていると、加仁湯からの送迎車がきて、復路で会った団体さんが降りてきた。
何人もの人が、自販機横の満杯のゴミ箱脇にペットボトルを捨てて行った
1人の男性は、満杯のゴミ箱に無理やり弁当のごみをねじ込んでいた
どこかの山岳会のようだったけど、そういう姿を見たのは残念だったね
バスが来たよ
あたしは、運転手さんに現金でいいか聞いて、少し話をしたわ。
行きに乗っていないので、どこから来たのか聞かれたの。
で、特急が遅れたので、夕暮れの関係で白タクに乗ったことを話した
運転手さんは、行きのバスもこの団体で大変だったそうで(多分うるさくて…バスの中で食べる飲むしゃべるとすごかったから)、結果論だけど白タクで良かったと思うと言っていたわ
団体さんは、鬼怒川温泉駅のひとつ手前で降りて東武電車に乗るんだと大騒ぎだった
立ち上がって降りる準備をするので、運転手さんが座らないと発車できませんよ~余計時間がかかりますよ~って言ってた
団体さんが降りた後、あたしに向かってすみませんねと謝り、何時の電車に乗るのかと聞かれた。
来たのにのります。iPhoneの電池がなくて…というと、何もできない状況ってことですねと笑っていた
結局、みどりの窓口で下今市駅から先の特急券を買い、来た電車に乗った。
その電車には団体さんがにぎやかに乗っていた
夜、20時半ごろ家に到着
スライドしたソロの男性が、20時過ぎですねって言ったとおりだった。
鬼怒沼ソロ山行、終了
楽しかったーーーーー
miliちゃん、湯たんぽでぬくぬく
20歳までカウントダウンだね。
猛獣からいつか家猫になったmiliちゃん
愛してるよーーー
今日明日と留守にするけど、とうちゃんと仲良くしててね
どうやら、かあちゃんがいないといい子らしいけど。。。