ある理由でエスケーププラン実行@焼岳8/19-20③最終回

『3年前台風撤退リベンジ、北アルプスの端っこ登山@焼岳8/19-20②』

前回、焼岳の往路について記録した。

今回は、復路について記録するね

山頂に立って記念撮影

ヘルメットをかぶるタイミングを逃した～～

人が多かったら落石の危険もあるお山だし、噴火警戒レベル1とはいえ活火山なのでヘルメットは被るべきだと思う。

あの、御嶽山みたいなことだって起こらないとは言えないものね。

タンパク質補給

パンからはみ出すほどのソーセージがおいしかったよ

復路はヘルメットを被った

その分、ザックが軽くなるしね

グレゴリーのＪＵＮＯ24でも、日帰り装備とヘルメットが入ることが分かったわ

今まで、ヘルメットを持つときには、カリマーのＳＬ35にしていたの。

マークをたどって下山

小柄なあたしがクライムダウンするところでも、Ｙさんは普通に下りてこられる

登山って、絶対に身体が大きい方がお得よね

黄色く噴き出す硫黄

硫黄って美肌効果があるらしいね

持って帰って入浴剤にできるかななんて思いながら歩いた

もちろん、お山のものはキノコひとつ持ち帰りませんが～

裏から出てきた～

ここを回り込んでコルに出る。

そして、中の湯に向かってひたすら下山

コルで、Ｙさんはお釜が見えたと言ってた

あたしは気が付かなかった

だって、ガスだったもん

あっという間に、一瞬だけガスが晴れたんだって

スライドした人と、お釜撮影中のＹさんも写っていた

Ｙさんが撮ってくれた画像

お釜、見たかったな

見た目より急な下山道

登ってきた時は暑かったし、きつかった辺りだ

この後、上を歩くＹさんが落石をさせ、ドキッとしたわ

落石の音って、嫌な音だね

ソバナかな

ゴール間近

戻ってきたよ～～

あれれ

おかしいな。。。

本当は、上高地に下りるはずだったんだけど、中の湯登山口に戻って来ちゃった

上高地に下りたら、ソフトクリームや、肉巻きおにぎりを食べるというミッションがあったはずだけど

実は、この日の天気予報は下り坂

雷でも鳴ったら怖い

それに、暑くてバテた

上高地に下りて、のんびりしてからタクシーで中の湯温泉旅館へたどり着く時刻も心配だ

中の湯温泉旅館は、釜トンネルまでバスに乗れば、送迎をしてくれるらしいけど…

『後泊の「中の湯温泉旅館」@焼岳8/19-20①』

「早く、温泉＆ビール」で意見があってしまった

後泊の中の湯温泉を満喫

翌朝は、9時までゆっくりして、中の湯温泉の女性スタッフさんにお聞きした、「道の駅ほりがね」へ向かったわ

初めてのひまわり畑

一生に1度くらい観に行ってもよいと思ったの

鉄塔と送電線と青空とひまわり

素晴らしい風景だった

「道の駅ほりがね」施設内で、産直のお野菜を購入。

地元の方も買いに来ているようで、にぎわっていたね

どこかでおいしいお蕎麦でも食べて帰ろうって言ってたけど、朝食をしっかり頂いたのでお腹が空かない

それでも、高速道路でランチ休憩

焼岳と、ひまわり畑観光の良い2日間だった

miliちゃん、子猫感満載

いつまででも眺めていられるわ

また会いたいな

3年前台風撤退リベンジ、北アルプスの端っこ登山@焼岳8/19-20②

『後泊の「中の湯温泉旅館」@焼岳8/19-20①』

8月19日(月)中の湯温泉前泊を、天候理由で後泊にして、19日に焼岳に上ることにした

中の湯の方も言ってたけど、今年はずっと天気が怪しい日々が続いているのだそう

東京も同様で、狭い範囲でゲリラ豪雨だったりしているものね

昨日、新宿はヒドイありさまだったようだけど、さほど離れていない我が家は雨すら降らなかったの

中の湯登山口駐車場

無事に駐車できた

いよいよ、3年前の8月13日にソロで予定していた焼岳登山のリベンジが出来るんだ

あの時は、地震だの台風だのって、帰らざるを得ない状況だった

大体、西穂に行こうとしたら、「お盆にしか帰ってこられなくなったら大変」って言われたんだ

縁起でもないそんな言葉を聞いたら、ソロでは独標迄が精神的に精いっぱいだった

北アルプスの南の端っこ、焼岳登山口からスタート

この画像は、2021年8月に槍ヶ岳から下りてきて、上高地から見た焼岳と肉巻きおにぎり

今回は、この画像のお山に登るんだ

登山届は、YAMAPを通じて長野県と岐阜県に提出済み

ここには登山届提出ポストがない。

登山届必須のお山だから、ちゃんとやっとかなくちゃね。

登山口からすぐのところに車の残骸があった

これは、上に国道があって、昔そこから落ちてきたものなんですって

この1台が目立っているけど、中の湯のご主人が言うには、実は何台も落ちているんだって

車種すらわからないね～

天気は下り坂

青空が見えてうれしい

樹林帯は熱いね

カールの先に目指す焼岳北峰が見えた

樹林帯はどんどん樹が低くなり、やがて笹の道になった。

振り返れば、霞沢岳の頭が雲に隠れていた

足元の岩がどんどん大きくなる

振り返って霞沢岳方面を見た

ルートは、マークを追っていくのだけど、ロストしそうになるの

とにかく、暑い

怪しいところには、皆さんがケルンを積んでくれていた

ガスだったら、このケルンがとても助かるね

焼岳北峰山肌から噴煙が吹きあがっていた

13秒の動画

噴煙から、振り返って見たカールが美しい

コルに立って、焼岳南峰を見た

南峰は立ち入り禁止なの

よちよち歩くmahinaおばさんと、向かう焼岳北峰

振り返って見たカールはガスがかかってきていた

トラバース気味に焼岳北峰の裏に回り込む

岩場が厳しくなっていくよ

回り込んで登った先に、黄色く硫黄を噴き上げる穴が見えた

時に、3点支持で岩場を上っていった

無事に焼岳（やけだけ/2455ｍ）の山頂に立った

奥に見えるはずの南峰は、ガスで隠されてしまったね

焼岳は噴火警戒レベル1のお山なの

事前に情報を収集する必要があるのよ

幸い、風も強くない

暑かったから、気持ちよく涼めそう

山頂には、ほぼ入れ違いに下山したソロの男性と、カップ麺を食べる３人組のみ。

続きは次回ね～

ご機嫌なmiliちゃん

動きが激しくて、写真を撮るのが大変

おててが真っ白できれい

後泊の「中の湯温泉旅館」@焼岳8/19-20①

８月19日(月)～20日(火)で、北アルプスの南の端っこにある焼岳に登ってきたの

3年前、ちょうどお盆のころ、ソロで西穂独標に登った翌日、焼岳に登る予定だった。

でも、スイカで有名な波田地区には避難指示が出たり、木曽駒へ行った友人が豪雨にあって中央道も通行止めになったりした台風が来てて焼岳は断念して帰宅したんだった。

同時期、2021年のトランス・ジャパンアルプス・レース（TJAR）も、その台風の為に2日目に中止となった年なの

今日は、後泊の「中の湯温泉」について記録するね。

8月19日(月)、本当は前泊予定だった中の湯温泉

でも、登山予定の20日のお天気が怪しくなってきた

そこで、18日に急遽、ご一緒してくださるYさんと相談し、登頂を1日早めて、19日に焼岳に登ることにしたわ

無事に、焼岳に登頂したので、その記録は後日。

登山後、汗だくで中の湯温泉旅館に到着

「焼」というお部屋へ通じる廊下

トイレなし、洗面所なしのシンプルな6畳のお部屋だ。

高級な温泉旅館を求めている人にはチープかもしれないけど、山小屋慣れしているあたしには十二分だ

あ、もちろん、もっと良いお部屋の方が中の湯温泉旅館では多いの

あたしたちは、登山の前泊で利用予定だったので、シンプルなプランにしたのよ。

部屋の写真は撮り忘れたわ

お布団が並べて2枚敷かれており、それだけで余裕はない感じ。

もちろん、頭と頭を反対向きにして寝ることとなる

ロビー迄遠いけど、ビールを買いに行った

ロビーのソファーから見える風景

ご主人らしき方がやってきて、少し雑談したわ

エアコンはないけど、26度以上になったことがないらしい。

そうは言うものの、フロントにあった温度計は26度を示していたわ

去年までは25度までだったらしい。

でも、風が通ると涼しい

ロビーの囲炉裏

奥の秘湯を守る会の提灯右手からお風呂へ向かう

源泉かけ流しのお湯は、夕食時刻に男女が入れ替わる。

翌朝、誰もいない時に撮影

右の熱めの湯と左のややぬるめの湯

熱いのは好きじゃない

ぬるめは良い感じ

露天風呂も源泉かけ流し

温泉の価値は源泉かけ流しか、循環かで決まる

夕食前後と朝食後の計3回入浴した～

良いお湯だった

お夕食のメニュー

Yさんはビール

あたしは赤ワイン

鴨鍋おいしかった

右側は茶碗蒸しじゃなくて、生湯葉かに豆乳蒸しだそうよ。

写真意外に、お蕎麦とゴハン（梅と青菜）としじみ汁と波田下のスイカが出たわ

スイカ、おいしかった～

朝食はお品書きなし

朴歯みそおいしかった。

お鍋は、にがりどうふ…熱すると固まるらしい

とろっとした豆腐がいい感じだったよ

お部屋はシンプルでも、お料理は他のお客さんと変わらないから良いかな

お天気は崩れ気味

鈴虫が鳴いていた

かなりの音量なのね

 

翌朝の空

朝はお天気が良くても、時間経過とともに崩れるのがお山の天気

9時頃までのんびりして、チェックアウト

後泊だからこんなのんびりが許されるのね

予定通り20日登山だったら、朝食抜きで朝早く立つ予定だったものね

駐車場の端っこに木彫り彫刻

カモシカや鳥などが彫られていたよ

駐車中のYさんの車と中の湯温泉旅館全容

本当は1食付きのプランに、朝食を付けてもらった（一人分の領収書）

秘湯を守る会の温泉旅館としてはお安いプランで泊まれたね

とりあえず、なかなか予約が取れないお宿なので、ラッキーだった

ワインは、Yさんがごちそうしてくださった

ごちそうさまでした

以上が、中の湯温泉旅館レポ

本編の焼岳登山は後日。

miliちゃんの大好きなブラッシング中

指でわしゃわしゃすると、毛が浮き上がってくるの

ブラッシングがうれしくて、しっぽが太くなっちゃう～