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このブログでは、霊感のある元神職の私(かのこ)の不思議体験、日々感じていること、スピリチュアルなお話などを書いています。幽霊や見えない世界などへの謎を解くきっかけになれば嬉しいです。
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ごきげんよう、かのこです
今日は、神社によくいる狛犬の歴史についてのお話です。
神社へ行くと、ほぼ必ずいる「狛犬(こまいぬ)」。
実は、片方は狛犬ではなく、「獅子(しし)」なのはご存知でしょうか
皆さん、よく驚かれます。
それもそのばず。
全ての狛犬に当てはまるわけではなく、「そのパターンが多い」という話なので、両方狛犬の場合もあります。
なぜ、片方が獅子だったり、両方狛犬だったりするのか??
それは、時代の流れの中で、人々の狛犬への認識が曖昧になってしまったまま、今に至っているからです。
狛犬は、中国から日本へやって来ました。
中国では、両方獅子だったのですが、日本へ入ってくると、片方が獅子、片方が狛犬という形になりました。
中国のものをそのまま受け入れるのではなく、日本風にアレンジした結果、片方は中国からきた「獅子」、片方は日本にいる「犬」という形になったと考えられています。
この「犬」は、ただの犬ではなく、「兕」(サイから考えられた空想の聖獣)という霊獣がモデルとされています🦏
(中国の聖獣がモデルという説もあります)
片方は獅子、片方は狛犬、で定着した「狛犬」でしたが、時代が下るにつれ、両方の区別が曖昧になっていきました。
その結果、古い狛犬は片方が獅子、片方が狛犬という形で残っていますが、新しい狛犬(特に江戸時代以降)は、日本独自の姿へと変化した「狛犬」が多いです。
「本当の狛犬はどんな姿なのだろう?」
と、後世の人々は想像し、
カエルみたいな狛犬、
犬みたいな狛犬、
サルみたいな狛犬、
様々な「狛犬」が作られ、今に至っています。
神社によって、「狛犬」の姿はかなり違うので、神社参拝の際にどんな狛犬さんがいるのか見てみるのも楽しいですよ
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