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このブログでは、霊感のある元神職の私(かのこ)の不思議体験、日々感じていること、スピリチュアルなお話などを書いています。幽霊や見えない世界などへの謎を解くきっかけになれば嬉しいです。
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ごきげんよう、かのこです
幽霊に憑かれて顔が変わった父のお話の最終話です。
〈もくじ〉
幽霊に憑かれて顔が変わった父③ ←今ココ
久しぶりに帰省し、父の急激な老化に驚いた私。
あまりの変貌ぶりに、父がいなくなった瞬間、母に話しかけました。
かのこ「…あのさ、父ってなんか顔が疲れてるね?久しぶりに会ったのもあると思うけど、いつもと雰囲気違う気がする…」
母「ずっと運転してたからねー、そりゃ疲れてると思うよー。」
かのこ「…そっか、そうだよねぇ…」
(そういう事を聞きたかったわけじゃないけど、「父、めっちゃ老けたね」とは言えない…)
悶々としつつも、
父は庭の水やり、
母は夕食の準備、
私は犬の散歩に出かけました。
犬の散歩をしながら、
(父、本当に老けたなぁ…)
(体は大丈夫なのかな?弱ってたりするのかな?)
(もし、介護が必要になったら金銭的援助はできるけど、仕事は辞めれないから、デイケアとか老人ホーム探さないとなぁ)
と、あれこれ考えているうちに犬の散歩が終了。
犬を風呂場で洗い、お散歩のご褒美のクッキーをやり、父と一緒に母の夕食の準備を手伝います。
父「おーい、お皿持ってってくれ。」
かのこ「はーい。」
老化とはいえ、父の変貌ぶりに顔を直視できません。
父に気づかれないよう、普段通り振る舞いながら、こっそりと父の顔を見ます。
かのこ「…?!」
ドキドキしながらこっそりと見た父の顔は、いつもの私が知っている父の顔でした。
かのこ「(なーんだ、幽霊に憑かれてただけか。)」
いつもの父の顔に安心し、おいしく夕食をいただきました。
〜おしまい〜
〈今までのお話〉
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