あの 雨と雷の夜
何度も目が覚めました
こんなにたくさん降ったら家を早く出ないと行けないな と思いながら また寝ました

朝 雨はやんでいました
これならいつも通りの時間に家をでればいいなと思いました

ヘリコプターが飛んでいるのは 川の増水で誰かが溺れたのかなと思っていました

避難勧告が出ているのは なにかの間違いかと思っていました

よくわからないまま 可部線が止まっているようなので バスが混むなと思い少し早く家を出ました

外に出ると 山がいつもの姿ではなくなっていました
バス停への道は泥水がいっぱい とても通れる状態ではありませんでした

バスも止まっているようです

それでもなんとか会社に行きました


私は被災地のすぐそばに住んでいながら
ほとんどなにもわかっていなかったんです


今日初めて被災した場所に行きました
目の前に現実とは思いたくない光景が見えていたけど 少し遠くに目をやると 混んではいるけど 普通に車が走れるようになった国道と 普通の景色が見えました


瓦礫がなくなり 電気も使えるいつもの生活が早く出来るようになりますように…
家族をなくされた方たちが 少しでも早く元気になれますように…



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