久しぶりに絵本「なまえのないねこ」を読んだ。

これは、突然、読みたくなる本なんです。

この絵本の絵を描いている町田尚子さんの猫さんは、生きているみたいに表情があります。

これを読むとホッコリして幸せな気持ちになれるのですラブラブ

 

 

最近出版された「ねこはるすばん」は楽しい絵本。

先日、紹介させていただきました。

 

そうしたら、なんとびっくり

「のんのんさん」が、原画展に行かれたという報告がぁ音符

しかも、坂本千明さんの原画展にも、同じ日に行かれたとびっくり

さすがの行動力です。

(お名前にリンクを貼らせていただいています)

のんのんさんちにいる猫ちゃんたちにソックリなんですもの、町田さんの描く猫ちゃんたちは。

 

この子なんて、ぼんぼんくんソックリラブ

下矢印

 

 

下矢印そしてこちら。

坂本千明さんの「ぼくはいしころ」

こちらも、先日紹介させていただきました。

 

 

声を出せない野良猫たち。

声を出したら知られてしまうから。

優しい人が声をかけてくれた。

毎日、毎日、その人は声をかけてくれる。

野良猫ちゃんは、身体の中にたまっていた感情が一気にあふれ出します。

せつないけど暖かいお話しハート

 

のんのんさん、なんと、原画展会場に坂本千明さんがいらしたそうでサインも頂けたと。

いいなあ、羨ましいぞ。

行動力のない私だから仕方ないのですけどあせる

 

 

坂本千明さんの絵本は、この「退屈をあげる」が出会いでした。

下矢印

 

Twitterでお名前を知って、外の猫たちへの思いを知って、ぜひ購入したいと思ったのですが。

当時、まだ一般には発売されていなくて。

手作りなさっているような絵本でした。

だから購入するには冊数が限定されていて手に入りませんでした。

ファンの方は、すでにご存じで買えたのだと思います。

出版社から販売されることになって、ようやく読めたときの感動ったらラブ

大好きな絵本です。

たぶん、私の中での絵本ランキング一位ニ位を争うくらいの。

 

絵本って、文字をつらつら連ねていなくても、絵と簡略な文章だけで全部を伝えられる書物ですよね。

むしろ、こころに響くものが多い。

子どもには子どもの。

大人には大人の心の領域に根を下ろすものが絵本。

 

 

 

絵本、たとえば「100万回生きたねこ」とか有名なのも魅力です。

アメリカの翻訳本ですが「ポテト・スープが大好きな猫」も良いです。

 

 

だけど、私が、大人向けかな?と思われる絵本との衝撃的な出会いはこれが最初です。

「タリーズコーヒー」が、毎年募集している絵本の、2007年度のお客様賞を獲得したこれ。

「神様のないた日」

下矢印

 

10年くらい前のある日、アレンジしたコーヒーを待っているときに、カウンターにあったこの本。

何気なく手に取って読んで感動して買っていました。

こちらも、だいぶ前にご紹介しました。

 

彫刻家のはしもとみおさんの作品。

阪神大震災を経験したはしもとさん。

逃げたときに最初に見たのがお庭の木のミノムシ。

幼かったはしもとさんは、大地震にもびくともせずにいるミノムシを神様と思ったと。

それから何年か経って、白黒の猫がきて、その木の隣にいつもいたそうです。

その当時の飼い猫さんをモデルに大学生の時に書いた絵本がこれ。

生きていれば、壊れてもまた作っていけるって思ったと。

 

生きとし生けるもの、すべては大地に帰り、また再生する。

シンプルなことだけど、忘れているよね、私たち。

 

評判になり再販もされたようですが、今はネット検索しても取り扱いありませんとなります。

メルカリにさえ出ていませんでした。

去年?かな「タリーズ」の店頭で見た気がするので、もしかしたらあるところにはあるのかも。

念のため、タリーズお客様相談室に電話したら、一冊確認できましたと言われ、最寄りの店舗に送ってもらうことにしました。

何度も読んでくたびれてきたので、予備のにするか、誰かにプレゼント用にします。

 

 

 

下矢印これも良いです。

こちらも、だいぶ前にご紹介済み。

「わたしのげぼく」

 

 

わたし=この白黒猫さん(♂)

下僕よりも先に年とってしまう猫たち。

いつも、どんくさくて泣いてばかりいる「げぼく」

先にいくからって泣くなよ。

また会えるから。

お前はどんくさいから急がなくていいぞ。

ころぶから、ゆっくり来い。

口は悪いけど優しい猫の語り口が泣けてきます。

 

ま、結局、猫関連の絵本なんですけどね。

猫って絵になる動物よね~ピンクハート