【Pi坊の音楽塾】マスクをしたままでも大丈夫!ハミングの練習をやってみましょう | Pi坊日記ブログ『舞うごつよかばい』

Pi坊日記ブログ『舞うごつよかばい』

作曲家・シンガーソングライター・ゴスペル指導・ヴォイストレーナー・食いしん坊
音楽家のPi坊による日々のあれこれや、音楽のお仕事についてのエッセイブログです。

コロナウイルスの感染拡大が続いています。

自宅で過ごす時間も長くなり、ストレスが溜まりますね・・。

それに加え、今年の春は肌寒い日も多い気がします。

桜が咲いたと思えば、雪が降ってみたり・・天気くらい味方してくれよ〜と思うのは僕だけでしょうか・・。

家の中でも、乾燥対策、温度調整、加湿などまだまだ必要のようです。

 

乾燥が怖いとき、僕はハミングという発声で練習をします。

日本語でいうところの〝鼻歌〟です。

 

練習するメリットとしては、

・舌がリラックスする

・喉の力も入りにくい

・声帯の振動を(口腔、鼻腔に)感じやすい

・(頭蓋骨全体で響くため)音程のチェックがしやすい

・(mの発音の場合は)口を開けないので乾燥しない ※nの場合は開けます

・鼻から吸って鼻から吐くので息のコントロールが容易い

などが挙げられるでしょう。

 

声帯で出来た振動は、喉、口内、鼻の奥、頭蓋骨などに響いてはじめて、声となって聞こえるのです。

つまり、声が作られる仕組みを一番理解しやすいのが、このハミングという発声練習だと言えます。

ハミング上手は歌上手という言葉があるように、基本中の基本を学べる素晴らしい練習なのですよ!

 

(補足)

ひらがなの『ん』の発音というのは2種類あって、

口を閉じるm

口を開けるn

があります。

mは、さんまの真ん中のん(samma)

nは、だんごの真ん中のん(dango)

どちらも発声のやり方としては同じですが、日本人で日本語の歌を丁寧に歌うなら、きちんと使い分けたいところですね。

 

練習のやり方は動画にまとめましたので、こちらもぜひ活用してくださいね。

タイトルにもあるように、マスクをしたままでも出来るので、この時期には本当にオススメです。

小さな声で丁寧に響きを確かめながら歌った方がより効果的ですから、ご自宅でも迷惑にならないで練習出来ると思います。

毎日声を出して、元気をチャージして、このピンチを乗り切っていきましょうね!

 

 

日々の練習用にピアノ音源も準備しましたので、合わせてご活用ください。

 

 

 

《Pi坊・ぴーぼう》

音楽家『Pi坊(ぴーぼう)』
熊本市出身、横浜市在住。
作曲家・シンガーソングライター・ヴォイストレーナー。
横浜市民こどもミュージカル音楽監督。

ゴスペル指導者として、NHK学園(国立P&Pゴスペルクワイヤ・市川Vosky Of Soul)・シニアゴスペル横浜ジーバーズ・今宿&笹野台サンライズゴスペル、元町いぶし銀ゴスペル・いそごすぺるの講師を務める。

自身のコンサートや演奏活動も精力的に行う傍ら、ミュージカルの歌唱指導、ワークショップの開催など幅広い分野でマルチに活動中。

Pi坊ホームページ『Pi'sful World Music』

・メールでのお問い合わせは→info@pwmusic.jp

チャンネル登録、よろしくお願いしま〜す♪

Pi坊YouTubeチャンネル

 

フォローしてね…