「おウチde俳句くらぶ」8月投句分の結果発表。下位から発表されるので、自作が載るのを待つ時に、掲載されるのを早く見たい気持ちと、出来るだけあとに載りたいという気持ちの両方が入り混じります。前回は、鼻から無理だと思ってたから、そういう葛藤(?)はなかったのですが。
今回の兼題写真は、夕焼けの中に観覧車と芒の野原があり、「廃遊園地)で一句。
皆さんが、木馬とか観覧車とか芒とか入れてる中、私は「廃遊園地」そのままでした。芒のことも頭になかったです。「廃園」として、別の言葉を入れられたかな。
結果、2句とも『並選』になりました。
ロゴかすむ廃遊園地秋夕焼
廃遊園地駅の名に残暑
今回気になったのは「色なき風」という季語。皆さん結構入れられてます。でも、私は歌で『カナリア色の風』(さだまさし「檸檬」)、『小麦色の吐息』小椋佳「夏ひとかけら」)とか『コバルトの風』(サーカス「アメリカン・フィーリング」)などを聴いてしまっているために、風に色が無いという表現は詩的ではないのではないかと感じてしまいます。
しかしながら「色なき風」が季語として通用している以上は、そういう認識を持たないと、ですね。
