フランス語の文法性 | 樅の木カフェテラス

樅の木カフェテラス

文学や語学、コンピュータなどについて書きます。

 こんな記事があって、考え込んじゃったんですが。

 

 ヨーロッパ諸国では、名詞に男性名詞と女性名詞があるのが一般的で それを受ける代名詞もまた分かれています。

 それを区別しない代名詞が使われたら・・・「それ」が何を指すのかが分からなくなりはしないか。

 特に「二人の人が話をしている」場面を第三者が語る場合、「彼が言った」なのか、「彼女が言った」なのかの判断が付かなくなる。だけど『文法性」の概念がない言語でも、それは同じだ・・・。

 なーんて考え出すと、頭がこんがらがってきそうで怖いです。


 結局のところ、代名詞の対象になる「人間」自身に強い違和感がある場合に限ってのみ、この『男性でも女性でもない代名詞』を使うことにしたほうが良さそうです。