昨日は戸田で小椋さんのコンサートがあったようですが、私は体力的にもう遠くまでは行けなくなってしまったので、Bunkamuraホールでの林部智史さんのコンサートのほうに行って来ました。
コンサートに行くのはどれくらい久しぶりなんだろ・・・。客層観察(笑)さえも懐かしく感じます。
1部と2部に分かれていて、2部の半分くらいが小椋作品になりました。小椋ファンにして林部さんのコンサートに来ている人は果たしてこの場にどのくらいいるのだろうか、とか想いながら。
でも、やっぱり『生の声』を聴いておかないことには・・・なんて思って。
アルバム「まあだだよ」の歌のほかには、「生きろ」「歓送の歌」があって、意外だったけど良かったです。(^^)
「ラピスラズリの涙」は、林部さんご自身の表現力が豊かになったのか、CDだと実際と比べて平べったくなってしまうのか、CDとずいぶん違って聞こえました。良いほうに。
歌詞が入ってくる歌と、そうでない歌があるのは、やはり世代の差でメロディの付け方やリズムが違うからなのか・・・。女性アイドルグループが『君』と歌うような、または突然英語になるような『歌』はともかく、歌詞が文学を目指す『歌』は、すっと分かるような耳や感性は保ち続けたいと私は思います。
P..S.
地方出身の方々が都会を冷たいと思うのは、きっとお互いの『優しさ』『人との接し方』の概念が違うからなのではないかと私は思います。場所によって形が異なるものは、意識しないと感じ取りにくいのです。