作品通じて五代が一番男らしいって思えたシーン。

「あなた『惣一郎さん』をひっくるめて響子さんをもらいます」なかなか言えないセリフです。

残念ながら私にはこんな経験ないけど、前夫含めて丸ごと受け止めるって気持ちになること自体とても勇気のいることだし、優柔不断で頼りない五代の口からこんなセリフが出たこと自体驚いたけど、でも逆返せばそれだけ響子さんを愛してたから出た言葉なんだろうな。

お墓の影でこっそり五代の告白を聞いてた響子さんもやっと本心が出る。

「あなたに会えて本当に良かった」

実はこんな言葉も私には経験ない。悲しいもんだ。でもホント良かったね。ハッピーエンドになって。

五代と響子さんの結婚式。2度目と言えども響子さんは綺麗だった。だれもが惚れ惚れするような花嫁姿だった。


このセリフも五代の男らしさが溢れてる。四谷さんとか一の瀬さんももちろん結婚式出てるけど何もなく終わっての締めの言葉で五代からこんなセリフが出るとは五代も大人になったんだと納得した次第。

時は流れて二人、いや三人は一刻館に帰ってきた。五代と響子さんは結婚後も一刻館で暮らしてたよう。帰ってきたと書いたのは響子さんの出産が終わり病院を退院したという意味です。

で、ラストの一枚。流石に四谷さんも一の瀬さんも何もしない。完全なわき役に徹してる。こんな風景がラストには最高の場面でしたね。長女の春香もこれから一刻館でお世話になることでしょう。いいものです。

これでコミック版の「めぞん一刻」はおしまいです。名作はいつ読んでもいいものですね。

次何書いていこうかな?

あ、その前に私が一番覚えてるアニメ版「めぞん一刻」の曲載せときます。斉藤由貴さんの「悲しみよこんにちは」です。