モノローグ659
「私はこのお店でOKです。たまにはお腹いっぱいお好み焼き食べるのもいい経験に思います。ちなみにここは一人3,300円かかります」「お好み焼き以外の注文もできるんだろ?」「拓実くんが欲しい物と言ったらフランクフルトしかないみたいだけど」「いいよ、その店にしよう!まだ毎日暑いしビールで腹いっぱいにしたいわ」「お母さん、どうですか?」「わかりました、皆さんがそう言うならそのお店にしましょう」母「裕美さんもいいですか?」「はい、お願いします」裕美さん「姉さんは?」「わかったよ、そこにしよう」姉。これで決まった。「ありがとうございました。お店は予約しておきます。3,300円忘れないように用意しておいてください。それでは皆さん、鶴岡八幡宮行きましょう」こうして私達は鶴岡八幡宮に向かった。驚いたのは人の多さ。小町通りから人の渦だ。外国人も多い。大丈夫かと思ったけど、鎌倉の一番の場所、負けるもんかって気持ちで歩いてく。遂に到着。石段が結構辛かったけど無事着いた!「ふぅー、疲れた。着きましたね、裕美さん」「翔ちゃんも元気な人だな。あなたならどこにでも行けるよ」「裕美さんと一緒ならどこでも行きます、いえ、行かせてください」「もちろん、翔ちゃんとならどこでもついていくわ。鎌倉来れて良かった」「入り口にある池は源平池と呼ばれてるそうです。源氏池と平家池か。1,000年も昔は源氏と平家が覇権争ってたなんて嘘みたいですね」「そうなんだ。後でまたゆっくり見る」「で、この本宮は立派な建物ですね。鎌倉幕府の本営地って感じです」「1,000年も昔の建物なんだ。歴史を嫌でも感じさせられる所だね」「源頼朝が建てた神社か。戦争でよく焼けなかったなって思います。鎌倉いいとこです」「うん、そうだね。翔ちゃんと行けて良かった。わが人生に悔いなし、だな」「いいところでした。さて、次の大仏も行きましょうか」「翔ちゃん、慌てないで。居酒屋は何時に予約したの?」「5時です」「なら急がないの。まだ2時だよ。慌てる必要ない」「そうですね。急がないと駄目ってのが身に沁みてるのかな。お好み焼きが待ち遠しいんです。お好み焼き3枚とビール5杯飲んだら元取れますから」「あなた3枚も食べれるの?」「そのつもりです。3,300円なら3枚は食べないといけません。裕美さん、あなたもです」「私は無理だな。いいとこ1枚」「裕美さんはいつも少食だな。遠慮し過ぎてます。ウチの養子になりたいんじゃなかったでしたっけ?」「養子か。その話はまた改めて。とりあえずここでゆっくりしよ」「はい、ゆっくりしましょう」私達は休憩所に腰掛けた。「あー、疲れた。鶴岡八幡宮も立派な神社だな」拓実くん私のそばに座って言った。「お疲れ様。鎌倉は歴史的な建物が多いね」「そうだな。俺らの三鷹には歴史的なもんて何もないのにな」「仕方ないよ。三鷹は昔から田んぼしかなかったんだし」「ただの田舎か?」「そう、田舎町だね」「でも都会に出るには便利だよな。新宿までなんてすぐだし」