アンコール・ワットを間近で堪能した後は、
アンコール三聖山の一つにもなっている高さ約60mの山、プノンバケンへ
プノンバケンより高い山が周辺にないから
360度開けた大パノラマで、サンライズが眺められるのだ!
神秘的な情景を……と期待に反して、空模様が
今にも雨が降ってきそう。
「急いで行きましょう!」とガイドさん。
結構な山道ですよぉ~。
プノンバケンの入り口正面。崖崩れが起こったからか、ここからは登れません。
入り口には、象が。どうやら、象に乗って頂上まで登れるらしい。
金額は不明だけれど、一部観光客(西欧人)に人気でした。
約30分のハイキング。
体力の落ちている私は、グループから遅れをとり
視線は地面を睨み、ヒーヒー言いながら歩く、歩く。
ついには空から雨が零れ落ちてきた。
木々に囲まれ、道中雨に濡れることはなかったけれど
プノンバケンにある遺跡に登って眺めるのだけど、
傘を持ちながら、滑りやすくなった幅の狭い階段を登るのは一苦労。
手すりがないから怖かったよぉ~
こちらは日が沈む前の情景。
待っている間もスコールが。傘なんて役立たず。
全身、靴の中までビショビショ。さむーいっ。
靴の替えを持ってきておいて良かったー。
雨雲の隙間から見える太陽。
遺跡が発見される前は、ここら一帯森林だったんだって。
山火事や、森林伐採をきっかけに遺跡が発見されたというから驚きだねぇ~。
まだこのどこかに眠る遺跡があるんだとしたら、見つける楽しみを少しでも先にとっておきたい。
全身びしょ濡れになって、散々な目にあったけれど
ガイドさんは細心の注意を払って案内してくれたし、
象の糞を踏みそうになったし、それはそれで思い出に残るプチハイキングとなりました。
雨季ならではの体験に満足です。