☆アンコール・ワット(Angkor Wat) デバダーと内観/カンボジア旅行 | ENDLESS STORY

お次はデバダーについて触れたいと。

作者が違うのか、1体1体表情や服装、ヘアスタイルが違い

無数にあるデバダーを目の前にしてもちっとも飽きないから不思議。


作りかけのデバダーもあって、作成過程を垣間見ることができてなかなか面白い。

それではさっそく、振り返ってみることに~。


ラブラブデバダー

割合綺麗に残っているデバダー。

ENDLESS STORY

表情がリアリティ、女性らしい体のラインが色っぽいね~。


ENDLESS STORY


さらにその奥のデバダー。

ENDLESS STORY

赤く色づいたデバダー。


ENDLESS STORY

足元にはこだわらないのか、それとも損傷によるものなのか。

上半身に比べて表現されていない気が。


ENDLESS STORY

下書きのデバダー。先に輪郭をくり抜いて、凹凸を出していくんだね。ちょっと意外。


ENDLESS STORY

これも下書き?と思いきや、落書きだっててれ(苦笑)


ENDLESS STORY

落書きと言えば(?)、日本人の森本右近太夫一房の墨書。

この絵を撮影していたのは、日本人だけ。

歴史的意味合いが深いため、今も消されずに保存されてるんだって。



メモ記載内容

寛永九年正月初而此所来
生国日本/肥州之住人藤原之朝臣森本右近太夫/一房
御堂心為千里之海上渡
一念/之儀念生々世々娑婆寿生之思清者也為
其仏像四躰立奉者也
摂州津池田之住人森本儀太夫
右実名一吉善魂道仙士為娑婆
是書物也
尾州之国名谷之都後室其
老母亡魂明信大姉為後世是
書物也
寛永九年正月丗日



ENDLESS STORY

デバダーは壁だけでなく、柱の随所にも見られました。


ENDLESS STORY

中には、デバダーのみ削り取られてしまった柱もあり。


ENDLESS STORY

柱の装飾の下書き。


ENDLESS STORY

回廊の中に作られたデバダーは、損傷は少ないかと思いきや、

観光客の餌食にあい、とくに胸の損傷が激しかったあせる


ここまでで、デバダー集は終わり。




ラブラブ十字回廊の沐浴場


ここからは、アンコール・ワットの中心部にある十字回廊の沐浴場に触れます。

ENDLESS STORY

十字回廊には、4つの沐浴場と考えられる聖なる池が存在。

これらは、王の水浴びのための施設ではなく、

王国の農業を支える治水技術を示す宗教施設なんだそうだ。


ENDLESS STORY

乾季に必要な水源を確保し、再配分する水路を構築することで統治されていたんだね~。




ラブラブその他内観

ENDLESS STORY

十字回廊には、天井や柱に当時の彩色が綺麗に残ってます。


ENDLESS STORY

第二回廊中庭には、誰が置いたのか?石が積み上げられていました。

ガイドさんが言うには、縁起もの、願掛けなんだって。


ENDLESS STORY

第二回廊からみる中庭。

ENDLESS STORY

西塔門の入り口からのぞく中央祠堂。


ENDLESS STORY

西塔門の南側にある修復されたヴィシュヌ神像。


ENDLESS STORY

どこからやってきたのか、暑さをしのぐためにやってきた?

特に何をするわけでもなく、こうしてのんび~りと時間が

経過するのを待っている現地の方が多くみられたな。

時には子供もいたりなんかして。

貧富の差なのか、なんなのか…。



以上、この記事はここまで。