本日午後のイベントは、メコン河クルーズ。
メコン河を観てみたいという彼の希望に応え、行ってきました。
クチから移動すること1時間半。
到着すると、ここまで担当してくれた現地ガイドのぷーさんから、
メコン河クルーズ専属のガイドさん(名前不詳)へ突然のバトンタッチ。
メコン河クルーズは計2回。
1回は、エンジンボート、2回目は、手漕ぎボートで。
こちらがそのエンジンボートね。
まず、エンジンボートでタ(ト)イソン島(Cu Lao Thai son)へ移動。
空模様がさっきから怪しい……と思った矢先に降りだしたっ。
「屋根ついてるし、大丈夫かな」と思いきや、風がびゅんびゅん吹いてきて雨が下半身に直撃。
ガイドのぷーさんから傘をお借りしたものの、防げず。
困り果てていたら、メコン河専門のガイドさんからビニール製の簡易レインコートが配布された。
「もう、びしょ濡れになってから渡されても意味ないっつーの!!」
善意を仇で返しているようだが、仕方ない。
乗船中は相変わらずの強風でレインコートに袖を通すのに苦労したし、
やっとの思いで着れたと思ったら雨止むし。
そんなこんなで、エンジンボートの旅は終了。島に到着。
ミトーにある4つの島の中でも最も大きい島で、
果樹園、ココナッツキャンディ工場などなどが揃ってます。
人口は約8,000人、島民の生計は果樹園で立ててるそう。
島の様子はこんな感じ。
ガイドさんが植物や果実、昆虫などを紹介してくれます。
なかでも注目すべきは、ココナッツの木かな。
ココナッツの木は、果実はもちろん葉っぱから根っこに至るまで捨てる部分は何一つないようで。
たとえば、ココナッツの葉っぱは天日干しした後、家の屋根として活用されています。
張り替えは2~3年に1回って言ってたかな、たしか。
たとえばたとえば、ココナッツの実。
果汁は飲んだり、ココナッツキャンディにしたり。果実の皮は、乾燥させて燃料に。

こちらが、ココナツキャンディの完成一歩手前晩。
熱したココナツの果汁に砂糖を入れてよく混ぜ、さらにピーナッツを入れて型にはめます。
固まるのは以外に早く。固まると、ベテランさんが一口サイズに切っていきます。
切ったかと思うと、待ち構えている包装係にピュッとパス。
包装係は、投げ飛んできたココナッツキャンディをライスペーパーで包み、
さらに包装紙にくるんで完成。
試食させてもらいましたが、結構甘め。歯にくっつくくっつく。
もちろん、ココナッツキャンディ販売の猛プッシュあり。
お腹が空いてりゃ買ってただろうけど、買う気分になれず今回はパス。
料金は、たしか…1袋20,000VND(120円くらい?)で。
5袋買うと、1袋おまけ付きです。
さきほど、お腹が空いてりゃ…と書いたけど、
この島では、たくさんの試食コーナーが用意されてるのよ…。
はちみつ茶の試飲
島内では、はちみつの養殖もしているとのこと。
今日のミツバチは、やや元気がないとか。予想してたミツバチよりも小さかった。
ミツバチを見た後での、はちみつ試食
温かいお茶にはちみつ少々、そこへ金柑の果汁を入れていただきます。
お茶菓子として用意されたのは、生姜、バナナ、冬瓜、ピーナッツの乾物。
こちらでも、茶葉はもちろん、お茶菓子も売ってきます。
こちらでも、5袋買ったら1袋おまけしてくれます。
イマイチ私達ツアー客の購買意欲が弱かったからかしら。
ローヤルゼリーの入った瓶を大切そうにテーブルへ運び、一口ずつ試食させてくれるとのこと。
「ローヤルゼリー、食べてみたかったんだよねぇ~。」
アンチエイジングに効果的と言われるローヤルゼリーに初挑戦。
お味は……、脂っぽい!!
生でいただく方が体には効果的なのかもですが、
タブレット状の方が飲みやすいかも。
そうそう、ガイドさんと島民の人たちは、陰で指を使って売り上げ状況を報告し合ってました。
ベトナム語で話合ってくれていいのにと思ってみたけど、
中にはベトナム語を話せる観光客がいるかもしれないものね……。
ガイドさんのテンションが徐々に下がってきました。
爬虫類、両生類、魚類と戯れる
ここミトーには、日本では見られない動物たちがおりました。
こちらは、メコン河に生息するmoss skipper fishという名の魚。
手があって、河からぴょーんとやってきたかと思ったら、
お尻を振り振りしながらどこかへ行ってしまった。
なかなかすばしっこい。
こちらは、お昼に食べた象耳魚くん。
タイソン島では多数、養殖してるとのこと。好物は、空芯菜なんだってー。
空芯菜の葉っぱを投げ入れるとパクパク食べます。
こちらは、ニシキヘビ。
この大きさで“子供”だっていうんだもの、きもーい。
「体に巻いてみる?」
なんてお勧めされたけど、無理!とてもじゃないけど、無理!!
巻くのは無理でも触るだけならと、檻の中でおとなしーく過ごしている
ニシキヘビの背中(?)を触ってみる。
「柔らかくてぽにょぽにょしてる~!!」
よい経験を積みました。
フルーツの試食会
メコン河のツアー観光は、別名食べ歩きツアーだな……。
左手前から時計回りに、マンゴー、バナナ、パイナップル、サボン、ドラゴンフルーツ。
この中で最も高価なのは、ドラゴンフルーツ。
どの果物も、そのままいただきますが、パイナップルは塩をつけて食べると
甘みが増して美味しいのだとか。すいかと同じ原理ね。
ドラゴンフルーツは初挑戦。
食感は、キウイのような感じで、パサパサしてた。(ここのは、乾燥してた)
サボンも初めてで、味ははっさくとグレープフルーツの間ってとこかな。
最も美味しかったのは、バナナ。どこで食べても、はずれのない味。
日本のバナナに比べて甘くて美味しい!!
「お腹一杯!!もう食べられないよ~」
日本人の馴染みのある歌を歌い始めた。
まずは、“幸せなら手を叩こう”。
みんなで手をたたいたり、足を鳴らしたりして盛り上がる。
その他数曲熱唱していただき、締めは“蛍の光”で。
よくできた構成だことっ!と思いながらも、ほんわかしたひとときに包まれました。
メコン河クルーズ手漕ぎボート
島内での一通りのイベントが終了。エンジンボート乗り場まで、手漕ぎボートに乗って移動します。
こちらが手漕ぎボート。船の前方後方それぞれにスタッフが配置し、漕いで進んでく。
ボート上では身動き禁止(らしい)で、スタッフも無言で漕ぐ漕ぐ。
女性だと舐めちゃだめ。ぐいぐい漕いでくから、のんびりできないっ!!
前方からボートが接近。ぶつかろうがなんだろうが、漕ぐのをやめない。
あんたこそよけなさいよと言わんばかりの突進。
ベトナム女性は、私以上に気が強いらしい。
島民の民家。このあたりは夜になると蚊が飛び交うらしい。
蚊に刺されて大変だろうな……。
島内の川を行き来するための橋。水牛も通るらしい。
ついに到着。せかせかしたクルーズだった。
もっとの~んびり過ごしたかったなぁ~。
帰りのボート内では、ココナッツジュースのサービス。
彼は、ココナッツの味に未だ慣れない様子(エジプト旅行以来のチャレンジ)。
私は半分くらい飲みほしました。もうちょっと冷えてれば……(本来、冷やすのかどうかも不明)
そんなこんなのメコン河クルーズ観光。
楽しく過ごすことができました~!!