ただでさえヴェネツィア入りが半日も遅れ、滞在時間が押し迫っているというのに
「腹減った」
だって。わーったわよ。
こまめに腹ごしらえしないとパワーのでない。団子より花の
。
お店に入ると時間ロスになる、なんとか食べ歩きできないものか……。
まずはサンマルコ広場を目指し、人が通れればOKと言わんばかりの狭い路地をひた歩く。
ヴェネツィアの交通手段はヴァポレットと呼ばれる水上バス、もしくはゴンドラ。
さすがは水の都ヴェネツィアです。
よくよく目をこらすと、水かさの跡が建物に染み付いてる。
雨季になると、ここまで水かさが増すのね。
ヴェネツィアが直面している危機「海面の上昇」「地盤沈下」を目の当たりにしました。
この美しい都を次の世代へと残したいものですね。
ところ狭しと立ち並ぶ建物をすり抜け、ちょっとした広場に出くわすと
惣菜屋さんや、
パン屋さんが現れ、のテンションも
。
惣菜屋に惹かれ、店内に入ろうとするを必死に阻止。
店内でゆっくりお茶している時間はないのです!!
(この決断は妥当でした……)
我慢の限界に達したの目に飛び込んできたのは、1軒のピザ屋さんでした。

トマトソースベースにズッキーニとオニオンをのせたシンプルなピザ(€2)。
なのに超美味しい!!
写真は、ひとかじりした後あわてて撮ったものですが、
これ、彼と半分こしたもの。
あまりの美味しさに、
「全部食べる?」
と念押しされましたが、
「うん、いただきます」
ちょっと控えめにこたえておきました。
くどいけど、美味しかった。
こちらは、ピザ屋の近くにあった壁屋(!?)さん。おしゃれですね。
美味しいピザを堪能した後、歩を進めると
食べたくてもありつけなかったピザ屋を至るところで発見。
ですが、薄生地ピザはなかなかなくて、追加注文には至らず。
「本場のイタリア料理は期待しない方がええど」
ミラノへ行ったことのあるは、出発前にこう言ってましたが、前言撤回だそうです。
舌が肥えた、ってことで。
観るもの、口にするものすべてが素晴らしい。
イタリアに来て良かった。
まだまだヴェネツィアの旅は続きます。