日本が誇る世界遺産 日光東照宮
日本で10番目に指定された世界遺産「 日光東照宮
」
世界遺産に選出されるだけあって、装飾物、建築物共にそれはそれはもう圧巻。
自然に囲まれた東照宮は、敷地内を練る歩くだけで森林浴ができてしまうほど
空気が澄んでいて気持ち良いものでした。
この中には、34枚の檜の天井版に描かれた
縦6m横15mの鳴竜(なきりゅう)という竜が描かれています。
竜の頭の下で拍子木を打つと、天井と床が共鳴して
鈴のような鳴き声に聞こえるとのことで、実演してました。
これがまた、耳にキーーーンときて痛い。
共鳴音が鳴り響く空間は、別世界に来たような不思議な感覚でした。
別名「 日暮らし門 」とも呼ばれている国宝の陽明門。

江戸時代初期の彫刻、彩色、工芸、装飾の技術がこの門に集約されています。
口を開けて観ちゃいましたよ。
世界遺産への登録条件は大きく4つに分けて考えられる。
第一が、世界遺産条約で定義されている文化遺産・自然遺産のいずれかであること(例えば動産や動物は登録できない)。
第二が、登録基準として定められている10項目(文化遺産関連6、自然遺産関連4)のうちいずれか一つに該当して、顕著で普遍的な重要性が認められること。
第三が、真正性や完全性が認められること。
第四が、遺産の保護が恒久的に約束されていること(例えば、法律で文化財保護されているなど)。
なおこれらの条件をクリアしても、
すでに同じ地域から同類の遺産が登録されているなどして、登録できない可能性もある。