☆スフィンクス | ENDLESS STORY

スフィンクス
絵に書いたような青空の下、クフ王( 右 )・カフラー王( 左 )のピラミッドを背に。



ギザのピラミッドを一通り見た後、バスでスフィンクスへ移動。
バスで移動したとはいっても、歩いていけない距離ではありません。
ギザのピラミッドとスフィンクスは、こんな位置関係にあったんですね~。知らなかった


いざスフィンクスへ
スフィンクス
ピラミッドに引き続き、スフィンクスは一生に一度は見たい遺跡物の1つ。
エジプト旅行初日で、2つも夢が叶ってしまったやいと、ちょっと戸惑う。← 貧乏性

バスから降り立ち、目の前に現れたスフィンクスは
ピラミッドを見た後だからか、想像よりも小さく感じました。

さて、ここからは入場料40L.E.を支払って、スフィンクス神殿へと入場します。

ご利益のない賽銭穴
スフィンクス
入り口付近に、賽銭箱ならぬ賽銭穴?がありました。
何でも、このお金は遺産復興のために使われるのではなく、
門番のポケットマネーになるだけなんだとか。

「 特に日本人の方はお金を入れやすいので、気をつけてください 」とガイドさん。
確かに日本人は、無宗教の割に、奉納する習性があるよなぁ~ (=´Д`=)

賽銭穴を覗いてみると、中国元のお札が入っていました。

スフィンクス神殿の中
スフィンクス
神殿と呼ばれるだけの、石で作られた高い壁が続きます。
よくこんなに正確に作れるもんだよなぁ~ w(*゚o゚*)w

これが人面獣身で有名なスフィンクス
スフィンクス
でたぁ~!! スフィンクスだあぁ~!!


さすがに年月が経って風化していましたが、
それでもそれでも現物を間近で見た感動は大きいよぉ~

ここでちょっと豆知識
頭は人間、体はライオンであるスフィンクスは、
アラビア語でアブル・フール「 畏怖の父 」という意味。

う~ん・・・畏怖ねぇ・・・。
鼻はペタンコだし、おちょぼ口だよ??
お世辞でも畏怖を感じられない風貌ですよね~。

ガイドさんの説明によるとね、石の周りを化粧岩や装飾品で囲われていたために
アラブ人が鼻を、イギリス人があご髭をもぎ取ってしまったらしい。
ちなみに、あご髭は大英博物館に保管されているらしく返還交渉中なんだってさ。
イギリスも素直に返せばいいのにね (*´ο`*)=3

ちなみに、スフィンクスの顔のモデルは、カフラー王だという説もあるらしい。

スフィンクスの後姿
スフィンクス
こちらがスフィンクスの後姿。
以前、トリビアの泉でも取り上げられていましたが、
スフィンクスの視線の先にあるものはなんと、KFC( ケンタッキーフライドチキン )!!
写真だと小さすぎて見えないかな??

スフィンクスが見つめる!?ケンタッキーフライドチキン
スフィンクス
これです、これ。
スフィンクスの目と鼻の先に、ケンタッキーフライドチキンがあるんですよ。
ついそこまで砂漠の世界だったのに、一気に現実に引き戻される感じ。
景観なんてもんは、度外視です (´ ▽`).。

それにしても、まだ11時前だというのに日差しが強くて肌が痛かったよぉ~ (。´Д⊂)

おまけその1:音と光のショーは不評!?
スフィンクス
ここスフィンクスの入り口の目の前は
ピラミッドやスフィンクスにライトを照らして演出する「 音と光のショー 」の観客席が並んでいます。
日没後、約1時間に渡って古代エジプトの歴史を聞いて楽しみ、
スポットライトを浴びたピラミッドやスフィンクスを眺めて楽しむイベントなのですが
はっきりいって、評判はかなり悪い。

ツアー参加者の誰もが、このイベントには不参加。
ガイドブックにも、ガイドさんからも悪評を買ってれば、当然の結果だな。

おまけその2:ゴミの山
スフィンクス
心無い観光客なのか、地元の人なのかはわかりませんが、
とにかくそこらへんにゴミが散らばってました。
こういう風景を見ると悲しくなるのは私だけかな?


おまけ3
( 左 )スフィンクスの原型              ( 右 )現在のスフィンクス
スフィンクススフィンクス


■スフィンクス神殿

スフィンクス
入場料:40L.E.