☆モハメド・アリ・モスク | ENDLESS STORY

モハメド・アリ・モスク

巨大なドームと二本の高いミナレットが特徴の王冠2モハメド・アリ・モスク王冠2です。





エジプト旅行7日目の午後、イスラム教徒が90%を占めるエジプトを象徴するモスク(※1)を観光。

今回訪れたモハメド・アリ・モスクは、数あるモスクの中でも大規模で、世界的にも有名です。


シタデル( 城塞 )の中にあるモスク
モハメド・アリ・モスク

モハメド・アリ・モスクは、カイロのイスラム地区にあるモカッタムの丘の上にあります。

建設者は、その名の通りモハメド・アリ。

建材にアラバスターが多く使用されていることから、別名 アラバスター・モスクとも呼ばれています。

ちなみにこちらのモスク、イスタンブールを模して造ったらしい。
モハメド・アリ・モスク

駐車場からとにかく遠く、旅行最終日の体にはキツイぜ。

城壁があまりに高く、永遠と続いているのでモスクへ向かう気が失せてくるほどです。

写真右側には、庭園が広がっていました。


広さ50平方メートルの前庭にそびえる時計台
モハメド・アリ・モスク

前庭にある時計台です。

これは、モハメド・アリが、当時のフランス国王 ルイ・フィリップに

ルクソール神殿にあるラムセス2世のオベリスクのうち一本を贈った際の返礼として、

この時計台が届けられたんだそう。


モハメド・アリ・モスクは只今改修中……
モハメド・アリ・モスク

やっとこさ着いた~!と思いきや、直径21m高さ52mのキューポラは、改修中でした。


私たちも礼拝体験☆
モハメド・アリ・モスク

とにかく奥へ奥へと進み、やっとこさ礼拝堂に到着。

さぁ~て入ろうと思ったら


STOP!


とイスラム教徒に行く手を阻まれてしまった。


どうやら、私の格好に問題アリ。

キャミソールなんてもってのほか、女性は肌の露出を極力控えねばならないらしい。

私の格好はと言いますと、写真の通り肌の露出は一切なし!


なのになぜ??


……ガイドさんの推測によると、

体のラインがわかるくらいのタイトな服装も×らしい。


そして、


イスラム教徒の方の独断と偏見によるものらしい。



(*´Д`)=з


空港の金属探知機も然り、この手のチェックには大概引っかかってしまう私。

またか、やっぱりな、と特段驚くこともなく中へ進む。


入り口で真っ黒なマントを貸してくれるので、入れない!なんてトラブルはありませんよ。
モハメド・アリ・モスク

天井を見上げると、今まで見たこともないようなステンドグラスが広がっています。

そのまま吸い込まれてしまいそう。


モハメド・アリ・モスクからカイロ市内を一望
モハメド・アリ・モスク

丘の上に建っているだけに、景観も最高。

こうしてみると、いたるところにモスクが建っていることがわかりますね~。

モスクと高層ビルが共存しているカイロ市内。

日本のように、高度成長を重んじて過去の産物を顧みない……なんてことのないよう願うばかり。
モハメド・アリ・モスク

別の角度から眺めると、向うのほうにギザのピラミッドが見えます。

右も左もわからない土地で、一度訪れた観光地が目に飛び込んできて

懐かしさを覚えるとともに、ちょっぴり感動してしまった。

地元でもなんでもないのにね、不思議。

カイロ市内をバックにパシャリ
モハメド・アリ・モスク

旅疲れがピークに達しているもよう。笑
モハメド・アリ・モスク


鼻がもげるほど臭いことで有名なトイレモハメド・アリ・モスク

どうやら、相当臭いらしい。


ガイドさんが、

「息をとめて入ってくださいね!」

「できることなら、空港まで我慢された方がいいですよ」

と仕切りに口にするもんで、避けるどころか入りたくなってしまった

好奇心旺盛 28歳独身♀。


早速入ってみました。


……覚悟しすぎたか!?

言うほど臭くない!?


臭かったら臭かったでダメージ大きいけど、

期待はずれというのも、物足りない。残念!!



ドール、doll
モハメド・アリ・モスク

最後になりましたが、地元ガイドさん曰く

モハメド・アリ・モスクの写真スポットなる場所で、写真撮影。

ただの集合写真かと思いきや、衣装やら持ち道具やらを強制的に着せられ持たされた。

カメラマンったらアラビア語で話してくるもんだから、否応なしに事は進められた。


その結果、
モハメド・アリ・モスク

操り人形に……( ̄□ ̄;)
「 俺、帽子の似合う男やねん 」と豪語していた彼、遭えなく撃沈。

似、似合わないぜ。



以上、モハメド・アリ・モスクレポートでした。



(※1)モスクとは……

イスラム教の礼拝堂。厳しい偶像否定から、一切の祭壇や像はなく、

カーバ神殿の方向を示す壁龕(へきがん=ミフラーブ)と

説教壇(ミンバル)が正面にあるだけで、外郭には礼拝の呼びかけを行うミナレット、

浄めを行う水場を備える。