イランの絵本です。
ボクサーは、父さんのかたみのグローブを付け、打って、打って、打ちまくります。
昼も、夜も、何年も。
草原を、雲を、木を、岩を、山を、すべてを・・・。
ダムも、橋も、船も、飛行機も、打ちこわした・・・。
そして、打つものが何もなくなったとき、ボクサーは考えた、父さんのことを・・・。
どうして・・・なんのために・・・。
それからボクサーは、もうやみくもに打ち続けることはありませんでした。
お話というよりは、詩であり、哲学のようでした。
『ボクサー』というタイトルから思いもしなかった内容がこぼれ落ちてきた、意表をつかれた絵本。
力強くユーモアが散りばめられた絵からも、ボクサーの内面が伝わってくるようで、良かったです。
ボクサーといえば『あしたのジョー』![]()
昭和のアニソンでも・・・![]()
