年頭のブログで更なる改造を加えてみたMac Pro Early 2009ですが、

再び壊れてしまいました。

 

 

突然再起動して電源は入るけど、起動音もせずずっと画面真っ暗のままになってしまいました。

この症状は以前も経験しています。

そう「ドーターボードの故障」です。

Mac Pro 2009にはロジックボードにCPUやメモリを載せているドーターボードがあります。

 

まず最初にドーターボードに取り付けている2つのCPUを元のCPU(Intel Xeon E5520)に戻してみる。

→ 起動できずえーん

 

デュアル仕様のドーターボードはCPU-AとCPU-Bの2つのソケット(LGA1366)がありますが、

CPU-AにさえCPUが取り付けてあれば起動はできます。

→ 起動できたキョロキョロ

 

どうもCPU-BにCPUを取り付けると起動できなくなるようです。

 

デュアルCPU仕様で一つのCPUだけにしてシングルCPUで使うのも良いのですが、

問題はファンの回転です。すべての冷却ファンが振る回転し始めますびっくり

調べるとCPUが一つ無いとファンがフル回転するそうです。

 

Macs Fan Control等のファンを強制的にコントロールするアプリケーションを使えば良いのですが、起動直前とかスリープに入る時とか起きる時とか、急に一時的にフル回転することがあります。

 

ヤフオクとか探してももはや2009のドーターボードなんて売ってない。

本体丸ごと入手する手はありますが、それ以外の部品を保有するのもな…。

 

と言うことで、念のために昔手に入れていたシングル仕様のドーターボードの出番です。

デュアルCPUでコア数が多い方が結果的に良いと思っていてシングルは避けていたのですが、実際に使って見ると?

 

一般的な作業では速度が速いですねグッド!

 

画像処理とかではシングルの方が良いとは知っていましたが、ここまで体感できるとは。動画編集等ので違いが出てくるんでしょうね。

シングル仕様に変える。電源が気になって搭載可能最高スペックのCPUである「Xeon X5690(電力135W)」をデュアルで搭載することが避けていたのですが、CPU一基ということで大丈夫でしょということで、

 

Xeon X5675 3.06GHx → X5690 3.46GHzへ換装

 

めっちゃ速くなった!びっくり

でもちょっと気になるのは、CPUの使用率が100%状態をしばらく持続し続けることがあるくらいですね。これがシングル仕様の特徴なのか?

 

もうこれでMac(ドーターボード)が壊れたら、さすがに銀色Mac Proは諦めないとなりませんね。

ただなぁ、今のMacはスマホのように起動ディスク(SSD)とロジックボード(基板)が直付けされていて、SSDが死んだら、またはロジックボードが壊れたら全てが死ぬ。

ロジックボードが壊れたらSSDのデータも取り出せないなんていう悪仕様。

それを受け入れるしかないんでしょうが、でもね…。

 

さぁ、我がMac Pro 2009いつまで使えるかな?