まず最初に、甚大な被害にあわれた被災地の方々のお見舞いを申し上げます。少しでも早い復興をお祈りいたします。
今回の災害の報道の中で「炉心溶融」という言葉を初めて見聞きしました。英語では "core meltdown"だそうです。なるほど英語のほうが漢字よりも意味が直接的ですね。
さて前回のつづきです
資格試験を受験しながら学習をすすめ、どのように英語力がついていき、また、どのような学習方法が効果的なのかを考えたいと思います。題して、「英語ができるようになる過程」です。何を勉強してきたか、具体的なことは、すでにお書きしましたので、今回はそれらを振り返ることにより、効果的な学習方法を考えるきっかけにしたいと思います。大雑把にまとめると、第1段階が、英検2級から英検準1級合格のころです。学校英語の範囲内で軽く突破できてしまう壁ですから、第1段階で苦しんでいる人には、なんとか頑張って乗り越えてほしいです。第2段階では、シャドーイングの導入が有効です。初級者にもシャドーイングは有効だと思います。
本日は第2段階のつづきです
第2段階-2
この段階までたどりつくのに、かなりの時間とお金をつぎ込んでいます。多くの人はここまで学習を持続できません。周囲の人に、かなり英語ができる人だと思われているに違いありません。しかし、自分ではわかっています。まだまだなのです。なにかが足りなのです。試験の点数が上がったからといって、そのなにか頭の中にあるもやもやしたものは晴れません。しかし、このひっかかりに気付いたということは、順調に英語力が伸びている証にもなると思います。この段階であせらずに、シャドーイングの反復練習を続けます。自分の声を録音したり 、音声教材を0.5~4倍速にして工夫しながら トレーニングします。
上手に学習できるようになっていきますが、実は、質だけではなく、量、つまり時間も増やさなければここの壁を越えることはできません。もっとも苦しい段階かもしれませんが、振り返ると、一番英語力の伸びが実感できるところでもあります。そして、聞き取りと発音が上達してきたら、暗唱します。英検1級2次のモデルスピーチをどんどん自分の頭に詰め込んでいきます。1個一週間、10週間で10個くらいやると頭の使い方が変わっているのがわかります。ここまできたら第2段階クリアです。