「2ちゃんねるなんて誰でも見てるよ」って発言するのは
「サンタクロースはいない」と言うようなものだろうか。
「2ちゃんねるなんて誰でも見てるよ」って発言するのは
「サンタクロースはいない」と言うようなものだろうか。
出世、家族、大型テレビ、洗濯機、車、CDプレイヤー、健康、
低コレステロール、保険、固定金利の住宅ローン、マイホーム、
友達、レジャー・ウェア、ローンで買う高級なスーツとベスト、
単なる暇つぶしの日曜大工、くだらないクイズ番組、ジャンクフード
進化的安定戦略(ESS)の章が、うまく説明できないのですが面白いです。
要は、他者がいるときに自分がどの行動をとったら利益が得られるか、
ゲーム理論のようなもので、
自分の集団に異なる少数派集団が入ってきた時に、
自集団を守るために
攻撃的なタカ派戦略と平和思考のハト派戦略の
どちらを採ったほうが良いかは、
戦うとダメージが大きすぎるならハトになるなど、
自集団へのダメージの程度によって決定されるようです。
あと、オスとメスが産まれる性比は1:1ですが、これも実は
他集団が進入してきたときに自集団を守れる安定的な性比のようです。
(オス1:メス3→母一匹につき子24匹の集団は、
オス3:メス1→母一匹につき子40匹の集団に侵入されると
乗っ取られてしまう)
END
メモ:
・肉食・捕食による進化の加速
・原始地球再現「コアセルベルト」
・「r戦略」多くの無駄な卵を産む
→ まるで食べてもらうためのように
→ 種子を運んでくれる生物を養う
・トランスポゾン・ボルバキア → 異種でも遺伝可
・ガウゼ 競争排除の原理
→ 食い分け・棲み分け・時間分け・泣き声分け等で競争避ける
・17(素数)年ごとに大量発生する周期ゼミ
グーグルに消費されている?
いや、マトリクスの電池になってやろう、賢くしてやろう。
という梅田さんの言葉が印象に残ったくらいです。
コミュニケーションは純粋な贈与で、
なにも持ってなくて与えられるそうです。
メモ:
・クローン → 人間の複製でなく、遺伝子の複製
・自己保存という目的は強迫的で他への暴力を正当化する
→ なら、外化によって自己自身たれ byアドルノ
・潜在可能性を下回らせる → 暴力が介在している

発明王として知られるエジソンですが、彼の最大の発明は
産業としての科学研究所をつくるなどの、経済的な発明の方が
偉大であるとも言われるようです。
当時の技術者は、大学出よりも、徒弟制度などで技術を身につけた
マッカーと呼ばれる技術オタクたちが主流で、企業は彼らにアウトソーシング
していたそうなのですが、エジソンはそういった集団を大企業の開発グループとして
取り込み、システム化していったそうです。
逆に発明のほうは、電力システムは直流方式でなく交流方式が使われ、
蓄音機は円筒方式でなく円盤方式、映画も覗きからくりでなくスクリーン上映型に、と
エジソンの発明はけっこうライバルに負けてしまっていたようです。
電気椅子で猫を殺したりして交流方式の危険性のキャンペーンをしたり、
特許をたくさんとってライバルが抵抗できないようにするなどの手法もけっこう行っていたそう。
事業家としてのエジソンの意外な面が見れて驚きです。
システムの設計者は、システムの構築者は、そしてシステムの運用者は、
システムの持つ呵責のない特性についてどんな判断をなすべきなのか p156
最後のほうの著者のこの言葉も気になります。
当時のアメリカのシステム化も、労働者不足をシステム化で対応するという必要性があったようなのですが、
それでもシステムに馴染めない人は排除されるとかそういった事態に対して、
システムは悩むことができるのか、責任主体になりうるのか、そういった問題提起なのだと思います。
責任というと、政治の擬人化が思い浮かびます。
政治は実際、与党野党の利害調整という複雑な現象なのに、
阿部晋三が坊ちゃんだから、麻生太郎がKYだからとか、
トップの人格によって政治が決まっている、という捕らえ方を
ついついしてしまいます。(この考え方だとトップが変わっても劇的な変化はない、ともいえますが。)
複雑・カオス的でもうなにが原因なのか理解できない、そしてそれ故誰を責めていいのか分からない
という心理が、政治を捕らえやすくするために安易な擬人化をしてしまうのだと思います。
全部総理大臣が起こした現象である、とすればわかりやすいし、NOを突きつけることもできますしね。
あと、送電方式やインターネット網は、統一性が必要だから、本来行政がやるべきなように思うのですが、
リスク負担も含めて、企業が最初に始めるという現状もあるみたいです。
ドゥルーズ=ガタリはあまり、というか全然理解できていないのですが、それに関連して、
こういう事業を行う企業は逃走線的で、有用であれば無害化して国などが最領土化する、
という構造があるのかなぁ、と思いました。
最近のwikiリークスなんかも、一私企業が起こした反国家的なものでも、
後に無害なものとして、情報管理システムとして国などのシステムに組み込まれるのではないでしょうか。
リクルートなんかも、ああいう大規模な労働者管理システムが民間から生まれても、
労働者の管理は国にとって必要なシステムですし、勝手に管理されるのも困るので、
一度無害化して(リクルート事件・ライブドア事件みたいな形で?)
それから国のシステムとして再領土化する・取り込む、みたいな事が常々起こっているのかなぁ、と。
まとまりませんがそんなことを思いました。
高温部分と低温部分が混ざって同じ温度になることを
「熱平衡」というのですが、
統計熱力学の研究者であるボルツマンという人は、
宇宙も同じように熱平衡が起こってやがて「宇宙の熱死」が
起こるとかなり心配していたそうです。
宇宙は膨張しているから(高温と低温が引き離されて)
宇宙の熱死は起こらないとわかったのは、ボルツマンの死後だそうで、
ボルツマンちょっとかわいそうですね…