生き物は物質のひとつのかたち | ルサンチマン ブログ

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わかんないことだらけ

生命とは?物質か!―サイエンスを知れば百考して危うからず/和田 昭允
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分は学問とは?的な内容だったので少し残念でした。

 

誰に教わったでもなく、葉っぱを折り曲げて入れ物をつくる
オトシブミを例に出し、自然選択という歴史性というこの膨大な
情報の堆積があるかどうかが、物質と生物の違いと言えるみたいです。


人工 → 他力で発生  ・ 回転運動を多用 ・ 演繹デザイン
生命 → ミクロで発生 ・ 伸縮運動を多用 ・ 試行錯誤デザイン

と言った感じで、各違いについてはp98に分かりやすい表があって親切でした。

 
 に、社会が遺伝媒体になっていると書きましたが、
この人もそのようなことを言っていて興味深かったです。


 まず、情報伝達には、遺伝情報による<単線>と、記録や教育といった
文化情報である<複線>の二つがあるそうです。

 前者は、人が生まれて子を産んで死ぬまでの長いスパンで
伝達されるものであるのに対し、(細菌などだともっと早いサイクルですが。)
後者は大量・高速に伝達できます。

 問題は、この二つの情報伝達方式が独立しているならいいが、
遺伝子組み換え技術などは二つの間に干渉を起こしてしまう、という事だそうです。


 自分の体のサイクルはゆっくりなのに、
境界侵犯的な技術の発達によって、高速化にこちらが合わせていかなければ
いけないことを懸念しているのかな?と思いました。