その前に
2回に分けてご紹介した記事を
貼り付けますね。
・色のウンチク
👇
・生地のウンチク
👇
では、これらを踏まえて–。
全体像
ババンっと。
小ぶりな襟のボタンダウンで、
ボディは日本刀のような曲線美の
タイトフィッティング。
前立ての釦を隠す比翼仕立てで。
背中は何も入らない潔く–。
ただ…
背ヨーク中央に、
1950年代デッドストックのフランス製🇫🇷
シャムロック☘️タグが付きます。
角落としのカフに
"アンシェント"なディテールの
2連グリカン。
極み
普段はあまり喧伝しませんが、
このシルクシャツに関しては少しばかり–。
ビンビンに尖った襟先。
そして、襟端に迸(ほとばし)る運針。
際(きわ)を彩る繊細なステッチ。
最早、
ヴィンテージを超えたと言っても過言ではない
精緻を極めたミシンステッチ。
しかも縫い糸には同じシルク→絹糸を使用。
このミシンワークの凄まじさは、
裏返すと更に!
↓
裏表の区別がつかないほど!
↑
コチラは裾脇のスリット裏。
とても丁寧に処理されております。
この丁寧さは洗濯後に、
たまに裏表が分からなくなる時があるほど–。
コレホント!
丁寧・正確・精緻を極めたこのミシンワークは、正に匠!
何故ここまで言うかと、
シルクって綿と比較にならないほど
滑る生地なんですね。
手縫いなら塩梅が効きますが、
ミシンだと抑えの器具があるので
生地を重ねて縫う時の縫い辛さったら💦
ソレに加えての、運針の細かさよ…。
運針=ミシン目が細かいと、
その分の針数が多くなりますね。
ダダダダダっ〜っと縫っていたのを
北斗の拳ヨロシクな、
あたたたたたたたたたたたぁっ〜〜!
っとブレずに直線に、
時には曲線に–と。
『お前はすでに縫われてる…』
正に?"一子相伝"ならぬ"一糸走電"…。
色・生地・型・業–その全てが
ハイエンドで合致した、
皇族以外でも着れる
禁色で窮極のボタンダウンシャツの
完成です。
・SHAMS B.D.Shirt
"Forbidden colors"
tight fitting
SILK:100%
(1980s dead stock
silk-shantung)
size:38/M
40/L
price:¥80,000-
MADE IN TOKYO
御注文お問い合わせは
shamsoftokyo@gmail.com