どうも!
さつきにツツジの見頃が終わりそうですね。
自然はいつも寄り添ってくれています…。
いつもありがとうございます!
SHAMS(シャムズ)です。
上品でcoolなボタンダウン・シャツをお探しの方へ…。
新作シャツのご紹介です。
“新タグ”
シャツに縫い付けられるとタグの表情がグッとよくなりますね!
ボディタイプはシェイプが美しいtight fitting(タイトフィッティング)。
“青空の中の-”
このシャツの最大の魅力‐
ソレは…色味です。
この薄い灰色/グレイが何とも言えない上品さをたたえております-。
実は白よりも上品に魅せてくれる色目だと-。
-少し話はそれますが、
このシャツ地を見た時に“ベルナール・ビュフェ”の絵画を強烈に思い出しました。
それも背景の青空を-。
十数年前に回顧展(だったかな?)でそのいくつもの青空をまじまじと見た時、
ハタと気づいたのです…
青空を青空とたらしめているのは-灰色だったと!
言うなれば灰色の青空…。
“青空の中の灰色”を見付けた時の感動は、
私にとってそれは正に青天の霹靂。
一つの大発見でもありました。
-ビュフェの青空のような灰色の生地。
よくよく見れば単なるグレイとは呼びきれず、やや薄紫がかったライラックに近いグレイ…。
そんな印象を与える素敵な生地です。
“手業”
そして、この新作のもう一つのコダワリどころ…。
剣ボロにご刮目👇
手縫いで閂止め(かんぬきどめ)=通称“グリカン”が二つ施されています。
イタリアのナポリ系?(って言うんですかね)の高級シャツに、
よくみられる仕様かと思います。
っが、それら全て(と言ってよいでしょう)は
端の一か所のみの仕様です。
翻(ひるがえ)っての-
SHAMS
端と中央の二か所にグリカンが認められます。
ここで一つグリカンの役目を-。
👇
「袖ケンボロ部のグリカン
剣ボロの開き口の補強用閂止めの一種。
ただ、飾り的な要素も強く、シャツ界では
ハンド工程の一つのアイコンともいえる。」
っと云うことです。
何故二か所なのか?!
端の開き口に一か所は分かりますね-。
コレは、剣ボロの上のパーツ(☚上ボロと呼びます)の
開き口を補強しているのが分かります。
では、中央のは??
☝
こう云うことです。
剣ボロには下のパーツ(☚下ボロと呼びます)もありまして、
件の中央部のグリカン…
それは、ソノ下ボロの開き口を補強するためであったと。
-ゆえの二か所だったのであります。
これが本当のクラシック・デティールだと-。
決してアイコンでは無く、開き口の補強として
必要不可欠だからこその手業/ハンド工程であります。
勿論、コレは私が勝手に考えた仕様ではなく
“古き佳き頃”のビスポークシャツに実際にあるモノです。
実物は別の機会にてご紹介いたしますネ。
あえてクドク…👇
裾脇のスリット部にも、
補強の名の下に施しました。
☝
裏側です。
極丁寧に処理されたスリット部に
あえてのグリカン。
剣ボロのグリカンに呼応させました。
“最後に”
各仕様ヲバ。
絶妙ロールに
台襟後釦。
素敵なセットイン。
剣ボロと前立ての幅を2,5cmに統一
そして、襟も含めたコバステッチ。
今作は胸ポケアリで。
生地は90年代国産デッドストックの
ロイヤルオックスフォードです。
…青空の中の灰色。
それは或る意味、白よりも-。
・SHAMS button-down shirt "CHIC GRAY"
tight fitting
size:38/M
40/L
cotton100%(90s dead stock royal oxford)
price:\27,000-(+tax)
HANDMADE IN TOKYO
御注文お問い合わせは
shamsoftokyo@gmail.com