どうも!
七五三も過ぎ酉の市でにぎわう年末前…
SHAMS(シャムズ)です。
一切の無駄をそぎ落としたタイスライドの一つの到達点…。
SHARPNESSのデザインを損ねる事無く新たな表現はないかと、
脳ミソ汗かくほど考えて絞り出しました。昇華。
ひとひねり。
ネジネジと-,
その先へといけました。
形状はそのままに―。
ねじりを加えることによって
全く違う表情に生まれ変わりました。
ねじり。
では、このねじねじ一体どうやってるの!?
簡単な製作工程をば―。
真鍮の角棒をねじり易くする為に
バーナーで熱して柔らかくします。
この熱処理を”なます”といいます。
(専門用語的に云うと”焼きなまし”と、言うそうです。)
因みに、なます事によって
柔らかくして加工し易くするだけではなく
金属の組織を均一化等の効果も得られるそうです。
更に余談ではありますが、
時代劇等で刀鍛冶が刀を真っ赤になるまで熱した後、
水で一気に冷やすシーンを見たことあるかとは思いますが、
これは、なましとは真逆で
より硬くするための熱処理であり、
”焼入れ”とよばれます。
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よくなましたら、万力(まんりき)に一端を固定して
ネジネジとねじっていき…
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きつ過ぎずユルスギナイ
美しく丁度エエぇピッチでねじれたら、
タイスライドの形に曲げていきます。
このねじりも最後までねじっていない所が
肝であります。
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打刻
とてもniceな場所にSHAMSの刻印そして、
LONESOME(ロンサム)さんとのWネームで。
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バフで磨いて―
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完成であります。
簡単ではありましたが、この工程全てが
手作業で行われております…!
SHARPNESSの製作工程を
より詳しくご紹介したブログも併せて是非☟
スライド。
折角ですので5フォールドタイにスライドさせてみましょう。
タイの幅に合わせての全長なので、
実にピッタリしっくりキマリマス。
SHARP&SOLIDに
LUXURYな趣が加わりました。
ねじりによる光の乱反射が
功を奏しての―であります。
粋な裏側は
打刻をしたいが為にねじりを加えませんでした。
また、ねじった事により
タイへの喰い付きが向上して
ホールド感が高まりました。
…ねじり効果おそるべし!
ギフトにも。
専用ケースが付きますので、
贈り物にも良いですね。
勿論、自分へのご褒美にも―。
物欲を刺激して止まない
タイスライドの完成です。
・tie slide "TWIST"
length:5,5cm
made of brass
price:\10,000-(+tax)
ALL HAND MADE
御注文お問い合わせは
shamsoftokyo@gmail.com