ご指定の原料を使った化粧品がつくれない場合の理由 | エイジングケア化粧品研究開発者 大川明伸

ご指定の原料を使った化粧品がつくれない場合の理由

化粧品がいらない肌に導く化学者

大川明伸(はるのぶ)です。

 

 

 

“この天然オイルを配合して

化粧品ができないでしょうか?”



“わたしが

植物の〇〇から抽出したエキスなんですが

これを使って化粧品ができないでしょうか?”

 

 

 

オリジナルブランド化粧品開発のご相談において

このようにご質問いただくことがあります。

 

 

 

また

アロマオイルのメーカーでつくられた

オイル配合のご相談などもいただくことも

多くなりました。

 

 

 

もちろん

絶対にそのご指定の原料が

オリジナルブランド化粧品に

配合ができないわけではないのですが、、、

 

 

 

どのような原料でも配合して

化粧品をつくりましょう

 

 

…とお話が進むわけでもありません。

 

 

 

原料中に不純物が含まれる場合

不純物の種類によっては皮膚刺激や

皮膚アレルギーをひきおこすなど、、、

 

 

 

健康に影響を与える可能性があります。

 


 

さらに

不純物により化粧品自体の品質が

損なわれることも考えられます。

 

 

 

もし

不純物が多い場合には

高温や日光に長時間当たると

色が変化したり、匂いが変化したり、、、

 

 

 

品質の劣化につながることもあります。

 

 

 

その不純物のひとつが重金属になります。

 

 

 

重金属とは

比較的比重の高い金属元素のこと。

 

 

 

正確な定義はないのですが

一般的には、、、

 

 

 

鉛、ヒ素、カドミウム、水銀

クロム、ニッケル、セレン

アンチモン、バリウム、コバルト

 

 

 

…などが重金属であるとされています。

 

 

 

 

重金属は

地中にも存在していることから

水、空気、食物中に

存在しているものもあります。

 

 

 

 

重金属のなかでも

セレン、銅、三価クロムなどは

たとえ低濃度であっても

生体の機能に必要不可欠な存在です。

 

 

 

しかし

人や環境に害があると考えられている

重金属が人体にはいるのは

避けなければなりません。

 

 


重金属は

化粧品成分として

製品に配合されることはありません。

 

 

 

そのため

規制ではごくごく少量の重金属は

人体に害がないことから

化粧品の中味から検出されても許容されます。

 

 

 

微量の重金属の混入としては

着色剤、顔料、パール剤などが

イメージできるかもしれません。

 

 

口紅の鉛なども

繊細に注意の対象となっています。

 

 

 

重金属は

食事、水、高度に汚染された空気から

絶え間なく吸収されることがある場合、、、

 

 

体内に蓄積して深刻な中毒などを

ひきおこす可能性があります。

 

 

 

鉛などは摂りすぎますと

鉛中毒を引きおこします。

 

 

 

カドミウムは

腎臓や肝臓の損傷をひきおこすとされています。

 

 

 

クロムも

六価クロムは発ガン性も懸念されています。

 

 

 

そういった不純物を

完全に取り除くことが難しいのが

天然由来の原料に含まれる重金属。

 

 


通常

化粧品原料の天然由来のものは

精製度の高い原料を配合するのが一般的です。

 

 

 

そして

できあがった化粧品に関しては

許容される限度値以下であるかを確認する

重金属試験、ヒ素試験がおこなわれます。

 

 

 

 

ちなみに

ヒ素試験法による数値は

三酸化ヒ素(As2O3)量として

重量百分率(ppm)で示されています。

 

 

 

重金属試験法は鉛(Pb)としての

重量百分率(ppm)で示されています。

 

 

 

このことから

オリジナルブランド化粧品に配合されたい

ご指定の原料をご依頼いただいたときには、、、

 

 

まず

これらの試験結果をいただくようにしています。

 

 

 

アロマオイルのメーカーさんの

オイルの場合はメーカさんが化粧品対応の

試験成績書を提出してくれることもあります。

 

 

 

生活の木さんなどは

化粧品に対応された原料の場合は

きちんと書類をいただくことができますね。

 

 

 

そういったデータがないときには

化粧品においては安全性が不十分だと考え

ご依頼をお受けすることはできません。

 

 

 

そのようなときには

安全性などのデータをとりたいご希望や

化粧品原料名の取得が必要なときには

ご相談もお受けしております。

 

 

 

決して

ご指定の原料を使用した化粧品開発を

諦めてもらうことではなく、、、

 

 

 

どのように

化粧品開発を進めていきますと

ご指定の原料を配合した

オリジナル化粧品をつくることができるかも

ご一緒に考えさせていただいております。

 

 

 

 

 

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