食中毒には気をつけて!
エイジングケア化粧品技術者の大川明伸(はるのぶ)です。
夏は、気温、湿度が高く
細菌による食中毒が増えてしまう時期。
バーベキューなど
アウトドアの際の食べ物にも
十分に気をつけたいところです。
食材を触る前、触った後は
必ず手を洗うこと。
生ものをつかんだトングや箸は
焼いた肉やサラダに使わないことも
徹底してくださいね。
それから
おにぎりをつくられるときにも
必ずラップの上から
にぎるようにしてください。
食中毒を分類しますと
大きく4種類に分けられます。
1.細菌性・・・サルモネラ菌、腸炎ビブリオ、黄色ブドウ球菌
カンピロバクター、ボツリヌス菌、O-157など。
2.ウイルス性・・・ノロウイルスなど。
3.化学性・・・アレルギー様食中毒など。
4.自然毒・・・キノコ毒、カビ毒、ふぐ毒、寄生虫毒など。
ほとんどの細菌は
冷蔵庫にような10℃以下では増殖が遅くなり
冷凍庫のような-15℃以下では増殖が停止します。
ただし
冷凍庫でも保存しているときは
細菌は一時休眠状態になっているだけで
死滅したわけではありません。
冷凍庫の食材などを解凍されるときには
長時間10℃以上で放置してしまう可能性があります。
そのときに
細菌の増殖を招いてしまう恐れがあります。
長い時間放置せず
電子レンジなどで急速解凍するほうが安心です。
また、食事を温めなおすときは
75℃、1分間以上。
ノロウイルスなどの対策を考えれば
85℃、1分間以上加熱するほうが安心です。
しっかり
中心まで加熱されているかを
確認することも大切になります。
ただし
黄色ブドウ球菌の毒素であるエンテロトキシンは
加熱しても分解しません。
細菌が毒素をだすぐらい増殖した場合は
絶対に廃棄すること。
口にされて
怪しいと少しでも感じたときは
絶対に食べないことですね。
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