極私的洋楽生活 -9ページ目
 
 
今年は西暦何年だろうとか
西暦についてたまに思う時
西暦のタイトルの曲が意外と少ないのに気付く
 

思い浮かぶのが
デヴィッド・ボウイの「1984」
ラッシュの「2112」
ストゥージズの「1969」「1970」
いずれも好きな曲だが
思わず口ずさんでしまうのが
この「In The Year 2525」である
しかもヴィサージのやつ
 

オリジナルだと思っていたが
実はカヴァーだと後で知った
ゼーガー&エヴァンスというデュオの
1969年のヒットのようだ
原曲が素晴らしいからカヴァーがあるわけだが
最初に馴染んでしまったせいか
ヴィサージがしっくりくる
 

この曲はヴィサージの最初のシングルだったが
実際にアルバムに収録されたのは
1983年のベスト・アルバム
それまで日の目をみなかったようだ
当時このベストからヴィサージを聴いたが
アルバムの中で一番印象に残っている曲だ
 
 
2525年に男女はまだ生きているのだろう
3535年に考える事と言う事すべて錠剤で摂取
4545年に見る事、噛むことが不要になり
5555年に動かなくなって機械がなんでもやる
6565年に生殖すら不要になり
7510年に審判の日を迎える
 
そんな感じの5年で韻を揃えた歌詞が
(でもなんで7575年ではないのだろう?)
テクノの似非未来感とヨーロッパ的哀愁
を背景に上手くマッチしていて
胡散臭いSF感が何とも言えず好きだった
残念ながら胡散臭さで原曲よりこちらが好みだ
 

ヴィサージは活躍の期間が短く
シンセポップは飽きられるのも早かったけれど
ニューロマンティックのオリジンとして
クラブシーンや音楽史において
残した功績は大きいと思う
 

西暦タイトルの洋楽、他にご存じありませんか(笑)
 
 
 
 
 
 
 
from album
 [Fade to Grey:The Best Of Visage]
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正月番組を見たくなくて
ケーブルTVをつけていたら
昔みた「チ・ン・ピ・ラ」という映画をやっていた
昔もつまらないと思っていたが
やっぱりつまらない映画だった
ただ、映っている1984年の風景が懐かしかった

 

 
渋谷が舞台
飲み屋、ビル、ホテル街、ディスコetc.
チャールストン・カフェ
スターウッズなどの懐かしい店に
公園通り裏手スウェンセンズ近辺のラブホ…
記録として見ていると楽しい
おりしも撮影されたと思しき時期は
自分が上京した頃と重なる

 

 
1983年、渋谷にもディスコがあった
公園通りの「ラ・スカーラ」
センター街奥「スターウッズ」
センター街入口「ビッグ・アップル」
その後すぐに六本木に行くようになったけれど
上京して間もない頃はよく渋谷で遊んでいた

 

 

ディスコでニュー・オーダーの
「ブルー・マンデー」が流行り出し
レコードを買いに行ったが
収録アルバムが見つからなかった
そりゃそうだ
12インチシングルしか出ていなかった
同じく発売されたばかりの12インチ
「コンフュージョン」があった
初めて買ったニュー・オーダーの音源は
ブルーマンデーではなくこの曲となったが
ものすごく気に入ってしまった

 

 

「ロックとダンスとヒップホップの最初の邂逅」
今なら歴史的にそう言えるのだろうけれど
当時はヒップホップなんて言葉がなかった
(85~6年くらいから出てきた言葉と思う)
でもそんなことはどうでもよくて
とにかく今までなかった新しい質感とクールさが
心地よく感じられ、とても好きな一曲となった

 

 
ジョイ・デヴィジョンを遡って聴くのは
その後の事になる

 




 

 

from 12inch single [Confusion]
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豚袋でございます。
 
 
はやいものでもう2010年の大晦日を迎えてしまいました。
今年は仕事の内容も変わり、インターネット関連の新設部署に異動したこともあり、
なかなかプライベートのブログ更新がすすまなくなってしまいました^^;
来年はせめて週イチでは更新したいなぁと思います。
 
 
例年は大晦日まで仕事・正月2日よりまた仕事という生活でしたが、
仕事の環境も変わったので、今年は暦通りのお休みをいただいております。
今、実家のある新潟に帰省しています。正月帰省するなんてえらい久々です。
 
 
いつも年末はその年聴いた新譜についての「アワード」記事を書いてきていたのですが、
あまりに新譜を聴いていないので記事が書けなかったんです、残念^^;
今年最後の記事は何にしようかと考えましたが、たまたま帰省しておりますし音楽記事をちょっとお休みして、
たまたま撮った実家の近所にあるお店のスナップなど公開という豚袋らしからぬ記事にしようかと思います。
 
 
まずはこちら、新潟でおそらく一番有名な料亭かと思います。
「鍋茶屋」です。 http://www.nabedyaya.co.jp/
 
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160年近く続く、老舗の料亭です。老舗ならではの風格が感じられ、前を通るのが好きです。
昔は敷居が高く一見さん当然お断りでしたが、最近は母屋の一角に気軽な「和食堂」も併設されわりと気軽に楽しめるようになりました。
 
小さい頃、この料亭で「ふふふ、越後屋、お前も悪よのぉ」的なごっこをしてみたいなぁとか、
テレビでよく見かけた政治家や社長さんの接待風景を重ねあわせ、想像したりしていました(笑)
 
 
続きまして必ず土産ものや醤油・味噌などの調味料を買うのがこちらのお店、
「加島屋」本店です。 http://www.kashimaya.jp/
 
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今は百貨店にも多く出店しているので、「さけ茶漬け」のような瓶詰めや粕漬けなどはよく目にすることも多いし、
手軽に買えたりするのではないでしょうか。ただ、ここの本店はそうした自前の海産加工品の他に、
加島屋のフィルターを通してチョイスされた「全国のうまいもの」を品揃えしてあり、
また米、酒、醤油、味噌といったデイリーユースのものも充実、まさに「食のセレクトショップ」となっています。
 
 
やはり新潟で生まれ育ったので、地のものがおいしく感じます。だから何を買ってもハズレがない。
実家に帰省するときは必ずここでいろいろなものを大量に購入してしまいます。
 
 
と、ここまで書いてきて、本当にこれは豚袋のブログなのだろうかと自分でも可笑しくなってきました。
このへんでやめてしまおうと思います(笑)
 
 
最後に一枚だけスナップを。。。
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どうということのない、ありがちなスナップです。この道路の行く先にはすぐ海が広がっています。
 
実はこのあたりが、北●鮮拉致被害者の横田めぐみさんが最後に目撃された場所とされているようです。
彼女は自分とは学校が違いましたが、中学の同学年でした。彼女が消息を絶ったのは確か中学一年の時でした。
今から33年も前です。ここの前を通るたびにその事を思い出します。
拉致問題のいち早い解決・進展があることを願いたいです。
 
 
さて、本当にもう今年も残り3時間くらいです。
皆様、今年も更新もまばらな拙ブログにお付き合いいただきまして
ありがとうございました!
 
来年もどうぞお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。
よいお年をお迎え下さい。