「Autumn」と「Fall」
どちらも秋を意味する英語だが
「収穫期」を意味する「Autumn」
「落ち葉」を象徴した「Fall」と
その由来は喜びと悲しみの
両方からきているようだ
どちらも秋を意味する英語だが
「収穫期」を意味する「Autumn」
「落ち葉」を象徴した「Fall」と
その由来は喜びと悲しみの
両方からきているようだ
自分はなんとなく「Fall」の方が
季節を言い当てている気がする
秋はやっぱり冬への序章
躍動的な夏を終え厳しい冬への移行の予感は
やっぱり「ある種の物悲しさ」を伴うものだ
季節を言い当てている気がする
秋はやっぱり冬への序章
躍動的な夏を終え厳しい冬への移行の予感は
やっぱり「ある種の物悲しさ」を伴うものだ
T.V.パーソナリティーズのこの曲が
秋になるとなんとなく聴きたくなる
寂寥感が漂い「ある種の物悲しさ」を
増幅させるのだと思う
秋になるとなんとなく聴きたくなる
寂寥感が漂い「ある種の物悲しさ」を
増幅させるのだと思う
音はチープでスカスカ
ひゅるひゅるとオカリナみたいな音色のリフ
ドタドタしたドラム
安っぽいエコーがかったギターのかき鳴らし
サビらしいサビのない単調なメロディ
つぶやくようなボーカル
ひゅるひゅるとオカリナみたいな音色のリフ
ドタドタしたドラム
安っぽいエコーがかったギターのかき鳴らし
サビらしいサビのない単調なメロディ
つぶやくようなボーカル
文字にするとまったく魅力を感じないが
これが不思議と音としてある種の世界観を持ち
独特の寂寥感を醸し出している
自分が持っている「秋に対するイメージ」を
かなり端的に表わしてくれている
そんな気がするのだ
これが不思議と音としてある種の世界観を持ち
独特の寂寥感を醸し出している
自分が持っている「秋に対するイメージ」を
かなり端的に表わしてくれている
そんな気がするのだ
ひたすらロウファイで
演奏もどちらかというと下手だが
ポストパンクの時代性の中では
さほど問題でなかった
「ギターポップの元祖」なんて
言われたりもしたらしいが
さすがにそれはないだろうと思う
演奏もどちらかというと下手だが
ポストパンクの時代性の中では
さほど問題でなかった
「ギターポップの元祖」なんて
言われたりもしたらしいが
さすがにそれはないだろうと思う
でもフロントマンのダン・トレーシーは
メロディメーカーとしての
才能は豊かだったと思う
英国ならではのちょっと斜に構えた感じの
音とアートワークのセンスは
なかなかのものだった
後進のミュージシャンからの
リスペクトも少なくない
メロディメーカーとしての
才能は豊かだったと思う
英国ならではのちょっと斜に構えた感じの
音とアートワークのセンスは
なかなかのものだった
後進のミュージシャンからの
リスペクトも少なくない
この曲は彼らのサードアルバム
「They could have been bigger than The Beatles」
(彼らはビートルズよりも大きくなり得た)
という不遜なタイトルのアルバムに
収録されている
「They could have been bigger than The Beatles」
(彼らはビートルズよりも大きくなり得た)
という不遜なタイトルのアルバムに
収録されている
残念ながらバンドは
このタイトルに象徴されるような
商業的な成功にはほど遠かったけれども
そのあたりもやっぱり「物悲しい」のだ
このタイトルに象徴されるような
商業的な成功にはほど遠かったけれども
そのあたりもやっぱり「物悲しい」のだ
from album
[They Could Have Been Bigger Than The Beatles]
[They Could Have Been Bigger Than The Beatles]
