99にまつわる歌 | 極私的洋楽生活

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豚袋でございます。やっと仕事が落ち着きつつあります。今年はホントにつらい仕事進行となっており、なかなかブログが思うような展開ができません。うーん、それでも何とかやろうと思っているうちにあっと言う間に前回記事から2週間経ってしまいました。いかんいかん^^;



で、困った時はあこーみく導師の教えに従い、卑怯道を行くことにいたしました(笑)

ボブ・ディランのカバー曲の発掘記事に始まった「名曲カバー生活」書庫でしたが、一記事アップしたところでもう早くも書庫の継続の限界を感じてしまい、何か曲に関するエポックを取り上げたい時には全部この書庫に入れてしまい、更新のためのバーを下げる暴挙に出ることにいたしました(笑)従って書庫名も変更して「名曲あれこれ生活」ととってつけたいい加減書庫にしてしまいました^^。困った時のお助け書庫として活躍してもらいますので、今後ともよろしくお願い申し上げますm(_ _)m



さて、今回の記事は99個目の記事にあたります。99って100まであとひとつっていう何か美しさを感じます。

昔のひとは洒落たことを言ったもので、99歳のお祝いは「白寿」といいますね。これは「百」から一をとると漢字的には「白」になることかららしいです。寸前の美学はやっぱり無垢な白なのだろうな、なんて思ったりして^^。



という事で「99」にちなんだ曲をとりあげようと思います。

以外にありそうだと思って書き始めましたが、ヤバイ、意外とない。。。^^;

まず私がいきなり思い出してしまうのはこの曲です(笑)



「99」/ TOTO





彼らのセカンドアルバム「ハイドラ」に入っていた曲ですね。99っていうのが何を象徴しているのか難しそうです。99というニックネームの人の事を多分言っていると思いますが、99号室の事だったり、ルート99のことだったり、オハイオ州99という地名だったり、解釈が様々のようですね。



99                        

I've been waiting so long      ずっと待っている

Oh 99                       

Where did we go wrong        僕らがうまくいかなかったところ

Oh 99                        

I love you              愛している



99                        

I keep breaking your heart      ずっと君の心を傷つけている

Oh 99                       

How can we be apart         どうして別れることができる

Oh 99                       

I love you              愛している



I never thought it would happen   こうなるとは思わなかった

I feel quite the same        全く同じ事を感じている

I don't want to hurt you anymore   これ以上君を傷つけたくない

I never knew it would work out    こんな結果になるとは思わなかった

No one to blame           誰のせいでもない

You know I love you 99        そう99、愛している





最近の曲ですと、この曲も思い出されます。カリスマラッパー、ジェイ-Zの曲です。



「99 Problems」/ Jay Z





強引なこじつけによれば、1999も99を内包しております。したがってPRINCE殿下の「1999」も挙げたいのですが、YOU TUBEでは殿下の音はかなり徹底して規制されています。↓の動画もいつ見られなくなるかわかりませんが、ご覧下さい。



1999 / PRINCE





さて最後になりましたが、「99」といえば、80年代に青春を送られた方はほとんどの人がこの曲を思い出すといっても過言ではないでしょう(笑)ドイツと腋毛と女性ロッカーが微妙なバランスでインパクトを持っていたのを思い出します。この曲はある種のポップさを前面に押し出していますが、実は典型的な「反戦歌」らしいですね。内容を知らなかったので、WIKIPEDIAから引用しておきます。



「時間があるなら歌ってあげよう『99の風船の話』を…」の出だしではじまる。



地平線から100に1たりない風船があがったら、司令官は軍を出動させたのだ。99の風船をUFOだと勘違いして99の戦闘機が飛来して99の風船にスタートレックのカーク船長のように突撃したら花火が上がり99の国防大臣が火器をちらつかせ「戦え!」と命令したのだ。99の風船のために戦争がおこったのだ。そして戦争が終わったら全てがなくなり、行方不明だった100番目の風船が瓦礫の中から飛んでいくのが見えた。



以上のような内容の寓話が、ドイツ語で韻を踏んだ歌詞で歌われている。





この曲で本日は締めたいと思います。それでは、また。



「99 Luftballons(ロックバルーンは99)」/ NENA