RAM JAM / RAM JAM (1977) | 極私的洋楽生活

 

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豚袋でございます。今回は小ネタでいこうかと思います。

1978年の頃でした。当時中学豚であった私がある日「ミュージック・ライフ」を読んでおりましたところ、広告のページで非常に印象に残るアルバムのジャケットに出会いました。これがラムジャムというハードロックバンドの「Portrait Of The Artist As A Young Ram」(邦題は忘れた)でした。(下の画像)プチリアルな正装した羊がやや暗めの世界観をかもし出していて妙に気に入って音をあれこれ想像したりしたものでした。

実際に音を聞いたのはラジオだったと思います。「Black Betty」という曲でした。これがまた凄くカッコよかった!!レコード屋に早速買いに行こうと思って見に行ったのですがこのBlack Bettyがはいっているアルバムは残念ながらプチリアル羊のジャケットのアルバムでなく、結構音の想像がついてしまうダサジャケ(上の画像)のアルバムで最後まで購入をどうしようか迷いました。で、結果ダサジャケの方を買ってしまいました。で、やっぱりBlack Bettyはもの凄くカッコイイ曲でしたが、それ以外の曲が全てダメダメ君というつまらないアルバムでした。2流のバンドの烙印を押してしまいました。アルバムも友達に貸したまま何処かへ行ってしまいましたが回収するほどの気持ちも無かったような気がします。

このBlack Bettyが、カバーである事は後ほど知りました。ブルースの名曲の焼直しだと知りました。誰が歌った曲か知りたかったのですが、程なくその興味も薄れすっかり年月がたったところに、ラオさんの記事をみてふと思い出したという経緯です(笑)

で、今度はちゃんと調べてみました。Huddie "Leadbelly" Ledbetterという1930~40年代に活躍したフォーク/ブルースのミュージシャンの曲のようです。機会があったら聞いてみたいです。

オマケの話として、ラムジャムがブラック・ベティをリリースした時は市民団体から抗議運動が起こったようです。黒人女性を侮辱する内容だ、と。その歌はもともと黒人の音楽家が歌っていたのにね(微妙)。。にもかかわらず全米TOP20にランクインしたようです。

小ネタのつもりが長くなってしまいました^^;



奇跡的にカッコよかった唯一の曲、ブラック・ベティです。