
豚袋でございます。ハートのことを書いたら、どうしてももうひとりだけ書きたい女性を思い出しました。本当に恥ずかしいのですが、アイドル的にスティーヴィー・ニックスが好きでした^^;
豚は基本的にアメリカの産業がかったようなサウンドはあまり好みではございません。産業がかっていなくとも、何となくアメリカの大陸的おおらかさをもった部分というのは苦手な方かなと思っております。
で、やっぱりフリードウッド・マックも興味がなかったし、トムペティもよく知らなかった。なのになんでスティーヴィー・ニックスなのかというと、そりゃあなた、「声」にきまっているでしょう!最初に彼女の歌を聞いたときはドキッとするはずです。女性ボーカルはハイトーン・ハイボイスもあれば、ややアルトがかった肉感的な声もあれば、様々なのはわかります。ただ、ここまで酒でつぶしてしまったようなハスキーな声でけだるく歌う人(ほんとやる気なく聞こえる)は彼女をおいて他にいないでしょう。
思わずこのアルバムを買ってしまったのですが、大ヒット曲Stand Backをはじめ、If Anyone Falls、Beauty and the Beast等、彼女の歌の魅力が存分に堪能できる内容となっております。ちょっとアメリカ的な曲調に辟易してしまう部分もありますが、説得力のあるシンガーであることはまちがいないでしょう。
で、もうひとつ彼女が好きだったのはそのルックスです。正確にいえば、その愛くるしい見た目と野性的な声のギャップがまたとてもよかった。あの細い体のどこからそんな声が…Beauty and the Beastを自分のなかに内包したスティーヴィーはまぎれもなく豚のアイドルなのでありました。
Stand Back