山県市に標高1215mの日永岳という山があり
登ってみたくなりました。
山県市というと
舟伏山
釜ヶ谷山
相戸岳
を三名山とし昨年あるぐらいまでは
名山めぐり事業さんが認定証まで出してくれていましたが
熊が出没するとかでいつのまにか無くなってしまいました。
イメージキャラクターは
山県さくらさんです
(詳しくは山県市ホームページを)
山県市のマスコットキャラクター
ナッチョルくんとのコラボもしてます。
さておきなぜそれなのに日永岳か・・・というと理由は3つ
①標高が舟伏山(標高1040m)以上ある
②コロナの影響で登山客の少しでも少ない場所の方がよいと判断。
③認定証制度がなくなってテンション⤵
といったところです。
③が一番影響大きいですが。
場所はいたって簡単ですが結構山県市の奥なので酷道があります。
神崎川に沿って県道200号を北上します。
登山口までは行けるらしいですが狭いのと悪路なので
車を置きます。 以前は山小屋か何かだったのでしょうか・・・
木造の屋台のような建物の手前に駐車スペースがあります。
脇に登山道がありますので登っていきます。
標高は490mぐらいです。
ここから登山口まで歩きます。
時間は10:9分です。
(ここに来るまでに一か所道を間違えましたので)
軽めの登りですがここから
1時間歩いて登山口です。
お猿の軍団がいます。
20匹ほどかな?
子ザルが結構近くまできて興味を持っているようです。
標高は690m
200mの標高差を登りました。
さて、ここからがびっくりです。
急登続きです。
登山口までの登りとの差
ここから残り約600m登っていかなければなりません。
前回の登山から5か月のブランクがあり体力が落ちている?!
息が切れスタミナが持ちません。
それでも何とかここから稜線であろうかという地点に到達
さああと少しだ現在1050m
と思いきやまさかの直登!
ワイヤーロープで登るのか
いや、まだこの鎖場があるだけ良いものの
周りの木を掴んで登っていくような直登が連続します。
息も絶え絶え・・・
うわ~これ登るのかと気落ちしましたね。
開けたとこは若干の景色が見えますがここまで樹林帯です。
林の中をひたすら登ります。
ようやく奥に反射板が!
頂上は近い!
日永岳前峰の看板がありました
展望はありません。
反射板到達。
この裏に山頂(三角点)があります。
12:56分登頂!
展望は・・・・ちょっと残念。
冬ならもう少し開けているのか
石に乗って何とか見渡せる感じの展望です。
ここでお昼にします。
水は2.5リットル持ってきてますがほぼ飲み干しました。
帰りの分はキープ。
山コーヒーを飲もうと思ってましたが
暑くてその気に慣れないのでカップラーメンを頂きます。
1時間ほど反射板近辺をうろつき下山開始。
しかし途中ストックが一本ないことに気付く。
どうやら落としたようだ。
気付いたのは急登地点の1080mぐらい。
このままでは粗大ゴミになってしまうので
息も絶え絶え荷物をデポし再度頂上へ
結局反射板付近の木に引っ掛かっているありさま。
とてもしんどかったんですが時間は15:5分
急いで再度下山します。
デポした荷物を無事確保し下山、下山!
ようやく登山口手前付近で川の流れが聞こえる場所で
・・・別になくても分からなくはないが小さなプレートが落ちていました。
登山道は分かりやすいので問題ありませんが
途中怪我などトラブルに見舞われると登り(下り)が急で
大変危険だと思われます。
登山口にはまたお猿の軍団がいました。
ここに住んでいるのでしょうか。
駐車した場所に17:10分に到着。
リフレッシュできる景色を見たかったのですが
これこそ山行でした。
修行に近い登山でした。
教訓は
起点に原因ありでしょうか
ストックを落としたのに気づき
登りながら。。。
落としたであろう場所には無く。。。
結局山頂でした。
荷物の片づけが甘かったことと
「すぐ近くに落ちている」という期待を持ったことが
最終的には苦痛に思えて頂上まで行くことになったのは
精神的に最悪のケースを考えて行動しなければいけないという
反省になりましたね。
修行でした。
悟りは開いてませんが・・・