わずか5分に、 | 金沢の馬坂の自宅でのんびり演奏会を続ける伊田多喜&伊田直樹のブログ

明後日のコンサートのプログラムに入ってる、


イワノビッチの「ドナウ川のさざ波」を、




昨日ちょっとがんばって編曲する。


われながらがんばった。





出来上がったのを、夕方、妻と2人で実際に音を出してみて、


まぁ会心の出来ではないけど。


部分的にカットして、コンパクトにしたものの、5分もかかる「大作」になりました。






夜、チビどもが寝てから、


妻とベートーヴェンのピアノソナタのCDを聴いてて、




(クララ・ハスキルが弾く「テンペスト」)




ふと妻が、



「これだけの情報量を詰め込んで、(終楽章は)たったの5分か…」




あれ?「ドナウ川」も5分やな。


いや、いわゆる通俗曲は、それの良さももちろんあって、




けど、昼の間に私が書いた音符の情報量と、


楽聖ベートーヴェンが書きつけた5分と、





あまりの差に愕然とする。


(アタリマエや、あほ)





なんか、がんばった気ぃしたんやけどな。


まあいい。その「ドナウ川」を、至高の曲として明後日演奏する、のが、われわれ音楽家。




でも、そうワルくない。


第208回コンチェルト♪カメラーレ、


明後日5月15日(水)と、

5月26日(日)の、それぞれ午後2時からです。


5月は、わがコンチェルト♪カメラーレがはじまった月。




14周年を記念して、チェコとルーマニアの曲を集めて。