DTMその4〜まずはドラムの打ち込み〜 | PIMrecords代表のブログ

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さて次にDTMを手に入れたら何をするか考えましょう。

まず設定は説明書を読みましょう。
分からないことがあったらググる。
これで何とかなるはずです。

楽器が弾ける方はまず自分の楽器が録音出来るように
なりましょう。
ギターやベースの人はオーディオ録音。
鍵盤の人はMIDI録音。
ドラムの人は・・・
いきなりVdrumなどの電子ドラムから入力しようって人は
あまりいないですよね。

DTMでみんな興味があり、しかし苦労するのが
ドラムの打ち込みです。
僕は中学生からシーケンサーで打ち込みをはじめましたし
もともとドラマーだったので無理なくDTMでも打ち込みを
始めましたが、今からという方にはなかなか遠い道のりです。

1からドラムという楽器の演奏方法から学ぶ、というのは
あまりにも遠回りすぎます。
ひとつ、僕が師匠に習ったことがあります。
シンセで色んな楽器の音はでるんですが、どんなフレーズを
弾けばいいのかわからなくって・・・
と相談すると
「分からんかったらその楽器弾けるやつに聞けばいい」
というお答えでした。
当たり前っちゃ当たり前なんですが、そんなもんです。
全ての楽器を演奏するのがアレンジではありません。

がしかし、デモテープ作りの段階から人に頼みまくるのも
大変ですよね。
そんなあなたに朗報です。
最近のドラムソフトにはMIDIループが入っています。
要はプロのドラマーが演奏したフレーズが使えるのです。
はっきりいってそういうMIDIデータを自ら作れるようになるまで
2、3年はかかるでしょう。ドラムという楽器の演奏法を
勉強しなければいけないのですから。
出来る所は近道です。

さてドラムソフトの紹介ですが、いま一番使われているのは
BFD2でしょう。
正直スタジオで生ドラムを録るよりも色んな意味でいい音です。
よほどいいスタジオでいいエンジニアでいいドラマーで
予算が有り余っている場合を除いてですが。
他にSUPERIOR DRUMMER 2.0、EZdrummer、addictive drummer
などが今の主流でしょうか。
SUPERIOR DRUMMER 2.0だけはまだ使った事がないのですが。

僕がこの中でオススメするのはEZdrummerです。
BFDはいいはいいのですが出来る事が多すぎます。
ドラム録音のエンジニアスキルが必要になります。
ドラマーだと楽しいのですが。
EZdrummerは使い込んでくるとかゆい所に手は届きませんが
選択肢が狭いということは選ぶ時間が短縮出来るということです。
それにMIDIループの出来がいちばんいいのはEZdrummerだと
思います。
これは買っても損のないソフトでしょう。
ただ、いまのDTMホストアプリには中々のドラム音源が入っています。
それはそれでもったいない。
そこでこんなソフトがあります。
EZplayer
これはEZdrummerのMIDIループの部分だけを使うソフトです。
元々入っているMIDIも使えますし、作ったMIDIデータを
セーブしておけば他の曲でも使えます。
だいたい好きなパターンやフィルなんて似たようなもんです。
タワーオブパワーなんて最初から最後までタカドンってゆうオカズだけで
成り立ってたりします。
これで十分。
ただ、ドラム音源によってはハットの位置が微妙に違います。
キックとドラムはほぼ同じですが。
それもパッチがあったりします。最初の一回だけですから
自分で組み直すのもいいでしょう。
それがメンドクサイ人は素直にEZdrummerを買いましょう。

ではまた次回。