Cableguys ShaperBox 3にアップグレードしました。ShaperBox 3にアップグレードしても2バージョンはそのまま使えます。KICK STARもバージョン2になっていましたので合わせてアップグレードしました。
今回アップグレードでフィルター(任意の周波数が選べる)がすべてのShaperで使えるようになり、LiquidとCompressorが新しく加わっています。Liquidはフランジャーやフェイザーのようなエフェクトです。
サイドチェインもAUDIOとMIDIで出来るようになりました。
LiquidとCompressorが新しく加わっています。
個人的に魅力的なのがフィルターがすべてのShaperで使えるようになった点です。
全部のShaperにフィルターが付きました。
上の画像では114Hzから919Hzの部分だけが黄色になっていますが、例えばVolume Shaperでベースにサイドチェインを掛けたいときに狙った周波数だけに好きなカーブを描くことが出来るようになりました。
ほかにもスネアに合わせてLiquidでフランジャーサウンドにするなどの場合も全部に掛けるのではなく狙った周波数だけに特定の効果を掛けることが出来ます。
サイドチェインの最も一般的な用法であるキックとベースのサイドチェインにおけるダッキングの効果だけならKICK STARTが良くにています。
KICK START2もアップグレードしましたが、「カーブにある程度の補正が入れられること」と「LPFが追加されたこと」と「MIDI、AUDIOのサイドチェインが追加されたこと」が大きな違いです。
大きくは出来ませんが、カーブもある程度まで変更出来ます。
LPFが使えるようになりました。
キックとベースのサイドチェインだけならKICKSTART2でもいいのでは?という風に思いますが、KICKSTART2はフィルターがLPFしか使えないのでHPFやバンドパスでダッキングさせることが出来ません(あまりしませんが)。
こんな複雑なカーブはKICK START2では不可能です。
加えてKICK START2はあくまでカーブをプリセットから選ぶだけですが、Volume Shaperは自分で好きなカーブを描くことが出来ますので微調整に有利だったり、特殊なニュアンスも加味出来ます。
用途がボリュームのダッキングだけで、フィルターはLPFがあれば十分ならKICK STAR2でもVolume Shaperの代用品として十分使うことが出来ます。
ShaperBoxの中でVolume Shaperは最もよく使う機能の1つですが、TIME、DRIVE、NOISE、CRUSH,PAN、WIDTHなども周波数を限定してサイドチェイン出来るので、Ver.2でも個人的にはかなり有用でしたが、ver.3になってよりEDM系でのギミックとして強力になった感じです。
3kHzより上に自分で書いたカーブでディストーション
例えば上の画像のようにに3kHzより上に自分で書いたカーブでディストーションを掛けることが出来ます。MIDIでのサイドチェインも可能なので先頭だけを連続でループさせたり、最後までカーブに追従したりと出来ることが増えました。
既にver.2をお持ちの方は本家サイトのページでログインすると自動でアップグレード価格が表示される画面になります。Pluguin Bonteqでも扱いがあります。
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