市橋被告、久米島近くのオーハ島で潜伏か

 千葉県市川市で2007年3月、英会話学校講師の英国人女性リンゼイ・アン・ホーカーさん(当時22歳)が遺体で見つかった事件で、殺人、強姦致死、死体遺棄罪で起訴された市橋達也被告(32)が「逃走中、沖縄県久米島近くの離島で生活していた」と供述していることが24日、捜査関係者への取材でわかった。

 市橋被告は「逃亡生活や心境を本に書きたい」とも供述しているといい、千葉県警はすでに離島に捜査員を派遣、衣類などを押収し、裏付け捜査を進めている。

 捜査関係者によると、市橋被告が潜伏していたとみられる島は、久米島の東約1・2キロにあるオーハ島。久米島町総務課によると、同島には70歳代男性1人が住んでいるだけという。市橋被告は魚を取るなどして生活していたとみられる