ピエロの映画日記


内なる凶暴な声に自ら恐れつつも、突き進む一人の刑事。組織を嫌い、組織からは疎まれる一匹狼には、 その無垢な表情とは裏腹に、いつもかすかな血の臭いが漂う・・・・・。

 人工的な美しさを夜の海面に写し出すウォーターフロント。その美しさとは相反するように、倉庫裏の淀んだ闇の中には浮浪者が影のように浮かび上がる。その浮浪者をとり囲む数人の少年たち。彼らはやがて木刀や鉄パイプを振りおろす。そして少年たちをみつめる一人の男……。

 その男、我妻諒介、39歳。職業、刑事。男は、主犯格の少年のあとをつけ自宅に押し入り、殴る蹴るの暴行を働いたのち、少年を無理矢理自首させる。すべてにおいてそんな調子の我妻は、所内でも異端視される存在だった。

 ある日、一隻の釣り船で惨殺死体が発見された。男は麻薬売人の柄本。捜査を進める我妻は、その糸をたぐり寄せていくうち、青年実業家・仁藤と、我妻の親友であり、防犯課係長でもある岩城にたどり着く。自分がガンで長くないと知った岩城は、生まれてくる子供のために金が必要で、押収したヤクを横流ししていたのだ。そして岩城は口封じのため、自殺とみせかけられてあっけなく死んでゆく。

 そしてもう一人の同僚・本間は、上司の指示する通りに、ピストルの安全装置をはずさずにいたばかりに、 生ける屍になってしまうのだった。

 二人の友人を事もなげに闇に葬り去ろうとする警察、そして麻薬犯罪組織の首領・仁藤と、その傘下にある殺人鬼・清弘への狂気にも似た我妻の怒り。腐り切った組織に対して、我妻は自らの凶暴さで戦う以外なかった。








年もおしせまり





もうすぐ


今年も


終わりますが





再見したい映画をかが


ありますね





休み中にね





「その男凶暴につき」








これなどは


最初に





観かえしたいですね





映画の常識を無視して


撮っていますわ





たけしが





好き勝手にね








初めて





観たときに





才能





感じましたね





今までに





ない映画





でした





凶暴な





刑事の話ですがね





たけしさんの





映画で


最高傑作は





俺は


「キッズリターン」だと思いますが





あらけずりながら








このデビュー作も





良いと思いますね





休み中に





ごらんになると良いのではないですかね