福知山線事故、別の報告書も漏えい…日勤教育など記載 (読売新聞)
 JR福知山線脱線事故の最終報告書案をJR西日本の前社長に漏えいしていた国土交通省航空・鉄道事故調査委員会(現・運輸安全委員会)の山口浩一・元委員(71)が、当時のJR西幹部を通じて、最終報告書案とは別の報告書も公表前に前社長に渡していたことが分かった。

 この元幹部は山口元委員と頻繁にメールのやりとりをする仲で、山口元委員と前社長が会う仲介をするなど“連絡役”を務めており、新たな漏えいルートが発覚した。

 山口元委員は、事故の最終報告書案を2007年6月の公表前に、JR西の山崎正夫・前社長(66)に手渡していたことが分かっているが、これまでは「ほかには漏らしていない」と話していた。

 山口元委員は28日、読売新聞の取材に対し、「山崎前社長に頼まれていた。元幹部から『代わりに受け取りに行く』とメールをもらい、手渡した」と別の報告書の漏えいを認めた。

 新たに漏えいが発覚した報告書は、事故調が06年12月に公表し、翌07年2月に開かれた有識者の意見聴取会に使われたもの。自動列車停止装置の整備の遅れや過酷な運転ダイヤ、日勤教育などが盛り込まれ、事故の背景としてJR西の企業体質に初めて言及する内容だった。

 元幹部は当時、JR西の本社勤務だったが、現在はグループ会社の社長を務めている。山口元委員は国鉄入社時の上司で、共通の趣味を通じて親しかった。

 この元幹部によると、この報告書が公表される数日前、山口元委員から「取りに来ることができるか」とメールがあった。元幹部は東京都内で山口元委員に会い、コピーを受け取って、山崎前社長に渡したという。

 元幹部は最終報告書が公表された07年6月頃まで、定期的に山口元委員と連絡を取り合っていた。山口元委員から「(前社長との)会合をセットしてほしい」と頼まれて山崎前社長に伝えたり、山口元委員が山崎前社長から尋ねられた事故調査に関係する質問の回答をメールで受けて、山崎前社長に報告したりすることもあったという。ただ、この元幹部は「山崎前社長や他の会社幹部からの指示はなかった」と話した。

 ◆日勤教育◆ 

 ミスをした運転士を乗務から外し、反省文を書かせたり、繰り返しあいさつをやり直させたりするJR西日本独特の再教育制度。JR福知山線脱線事故をきっかけに「懲罰的」との批判を受け、JR西は2005年7月、制度を見直した。



[ 2009年9月29日3時5分 ]


















<事故調漏えい>JR西前社長、中間報告書素案も入手
 JR福知山線脱線事故の最終調査報告書案が事前に漏えいしていた問題で、JR西日本の山崎正夫社長(当時)が航空・鉄道事故調査委員会(現・運輸安全委員会)の山口浩一委員(当時)から、事実調査報告書案も入手していたことが、JR西への取材で分かった。06年12月の公表直前に提供を受けたとみられ、最終報告書案入手の約半年前にあたる。事実調査報告書は一連の調査の中間報告で、乗客106人が死亡した事故の全容や企業責任に言及していた。

 JR西によると、山崎前社長は事実調査報告書案を入手後、事故調との窓口となる同社の事故対策審議室に渡し、社内で共有していたという。同社は直後の07年2月、事故調が開いた意見聴取会に臨むが、その事前準備に活用したとみられる。報告書案の修正要求はしなかったという。

 事実調査報告書は、運転ミスの無線連絡に気を取られた運転士のブレーキ操作が遅れ、脱線した可能性を示唆。余裕のないダイヤ設定や安全投資の遅れなど、JR西の安全軽視の姿勢にも触れていた。事故調はこの事実調査報告書を基にさらに調査を進め、07年6月に最終調査報告書を公表した。

 山崎前社長によると、一連の問題を巡っては06年夏~秋ごろ、山崎前社長側から旧知の山口元委員に面会を打診。以降、東京の飲食店などで、3、4回、昼食や夕食を共にした。二つの報告書案はこの際に入手したとみられる。【鳴海崇




山口浩一

とかいう


調査委員の馬鹿は


よほど

チョロQ


がすきなんかな


どんどん


資料あげている


すごい


あほだ









組織ぐるみではない


では
何人と接触すれば

組織的なんかな

副社長の接触

社長の接触

資料の共有

組織的でないなら
なんいなだ