でも


誰でも

間違いありますわね


完璧じゃない


おれはそう思う


おれみたいな消防士さんだ





この人の今の気持ちおれはわかるな


がんばってください


この人今度からはとても慎重になさると思います


寛大な処置を





 名古屋市消防局は28日、中川消防署下之一色出張所(同市中川区)の隊員(37)が、火災出動時に所内のガスコンロの火を消し忘れたため、揚げ物鍋の油から出火し網戸などが焼けたと発表した。隊員の火の不始末で署内から出火した事例は、総務省 消防庁 によると全国初。市消防局は「火災予防を啓発する立場であってはならないことだ」と頭を抱えた。

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記事本文の続き “消防のプロ”が防火統一標語「火は見てる あなたが離れる その時を」(2007年)「火のしまつ 君がしなくて 誰がする」(08年)を無視するお粗末ボヤを起こした。

 名古屋市消防局によると同日午後6時半ごろ、2階建て出張所の1階台所で男性消防士長(37)が夕食用に鶏肉香味揚げの調理を開始。同7時20分頃、火災発生指令を受け、コンロの火を放置したまま自転車で出動し出張所を無人にした。

 約15分後に戻り煙と火柱を見て仰天、消火作業を開始した。通行人の通報で別の出張所から消防車など11台が駆け付け、約5分後に鎮火。コンロ前の網戸や窓、壁の一部を焼いたが、けが人はなかった。

 出張所の隊員は5人だが、当時、他の4人は別の火災へ消防車で出動中。研修日だった士長だけが先に戻り、全員の夕食を準備中だった。「慌ててしまい火を消し忘れた。とんでもないことをしてしまった」と反省しているという。