この夏の大きな学びを、シェアしておこうと思いました。
占星術関係で大きな気づきがありました。
8月の終わりにマドモアゼル・愛先生の「月の全てを知る」オンライン講座を受けました。3夜連続。
これが本当に素晴らしくて
愛先生が「月は欠損」説を唱えていらっしゃることは以前から存じていましたし、
過去にも記事を書かせていただいているのですが、
だからどういうことで、どうすれば良いか?
が、今回本当によくわかったのです。
ただ、「わかった」「知ってる」のと、
「本当にハラで知る」「それを生きる」のとは全く違う。
この夏の終わり、9月一杯かけて落とし込むプロセスをしていた感じです。
月は「欠損しているもの」「予め失われているもの」「嘘」「幻」
という感じです。
でも、影も形もないというわけではなく、
愛先生が何度も、幼い頃のお母様(「月」は母をあらわす)と写っているセピア色のお写真を見せてくださいましたが、
そんなセピア色に変色した昔の写真のような、
胸をしめつけられるように懐かしく純粋な、
郷愁、とも言えるもの。
過去、今はない幻、もっと言えば、
果たしてそれが本当かどうかも確かめようがない恣意的な記憶、
実際に幼少時の記憶を辿って、今その場所に行ってみても決して存在しえない、
でも、だからこそ美しく保たれている思い出、
7歳頃までの幼児の記憶のような、なかなか書き換え難いもの。
そんなものが「月」であって、
私たちはほとんど一生、この月の影響から逃れられず過ごすことになるのだそうです。
いわば、幻や嘘っぱちに振り回されて生きがちなのです
7歳頃までに、好きで得意だと思い込んだもの。
でも絶対それ以上成長しないもの。
が月星座の表すものだそうです。
それはどうなるかというと、
気になって、ちゃんとやらなければと思い込み、
結局悩みや苦しみの対象になってしまう。。
更に意識下の領域なので、いつのまにか支配され、
そして生命力を奪われ、自己嫌悪に陥らされる。
無意識かつ感情を支配されるので、とても厄介なのです。
で、どうしたら良いのかというと「意識的であること」
月の影響に意識的であることと、
本質の「太陽星座」を獲得することに意識的であること。
〜〜しなきゃ、やらねば!等の苦しい思考が出てきたら、
月の影響で、本質ではないと意識的になる。
でもそれは決して消えはしないから、ただ気づいている、振り回されない。
月はインナーチャイルドでもあります。
7歳以上に成長しない自分の永遠に未熟かつ純粋な部分を、ただ気づいて見てあげること。
そして太陽星座の質に意識的になり、自分の深いところの望みを聴いてあげて、
本当の「〜〜したい!」ことをすること。
これしかないのです。
以下が星座のワンフレーズ本質であり、
月星座でしたら、これらが欠損しています。
牡羊座 I am 我あり
牡牛座 I have 我所有す
双子座 I think 我思考す
蟹座 I feel 我感じる
獅子座 I will 我志す
乙女座 I analyze 我分析す
天秤座 I balance 我測る
蠍座 I desire 我欲す
射手座 I understand 我理解す
山羊座 I use 我使役する
水瓶座 I know 我知る
魚座 I believe 我信ずる
そして
火星座の月(牡羊、獅子、射手):自我の欠損
地星座の月(牡牛、乙女、山羊):物質的欠損
風星座の月(双子、天秤、水瓶):知的欠損
水星座の月(蟹、蠍、魚):情緒的欠損
↓概略が愛先生の過去の動画にあります。
月とハウスの関係も 第1室〜第6室
月とハウスの関係 第7室〜第12室
私の例を少しご説明します。
私は太陽星座が牡牛座ですが、月星座が牡羊座。
「I am 」の自我の欠損で、自己主張という発想がなく、
幼少時からぼーっとした子どもでした。
自分のことがとても心許なく、自我のない危機感が刺激されると「怒り」として反応しますが、それは本質的ではないのですぐに折れてしまいます。全く自信がないからです。
自信はないけど自立心はあるので個人事業主になり、
月は10室で最初からお客様はついてくださり有り難いのですが、
やはり自分が心許なく、社会的スタンスや方向性で悩んでばかり。
ちなみに身体部位は頭で、私の排毒症状は90%くらい頭痛です。
本質は極めてのんびりとした牡牛座なのですが、
生涯確執し続けた父は牡羊座太陽、スピード感が真逆で短気な自我の塊。
「遅い!」「早くしろ!」「のろま」「白痴」などと言われ続けて、
性格形成に相当影響しました。
いつも焦ってうまくいかず、自己尊厳が最低でした
愛先生によると牡羊座の月の人は、
「決して急いだり、焦ったりしてはいけない」そうです
そして
「ただ自分が自分であるがゆえにここにいて良く、
何もないからこその自分に価値があることに気づいていく」
ことが原点だそうです。
つまり、自己受容ですよね。
実は愛先生自身も牡羊座の月だそうで、とても力の入ったお話しをしてくださり、有り難かった。
そしてこの「ただ自分を生きる」という原点と自己受容は、
最初の星座である牡羊座ゆえに、どなたにもあてはまることではないかと感じられました。
私の月星座は牡羊座4度、サビアンシンボルは
「恋人たちが人目を忍ぶ散歩をしている」
パートナーシップの暗示は合している金星にもある。
確かに私は、テキパキとしてなんでも早い牡羊座の質を尊敬していますし、
父のことも7歳くらいまではさほど嫌悪していなかったと思います。
私のロック好き&バイク好きは間違いなく牡羊座要素ですが
(月は好き嫌いの感覚を司ります)、
同時にバイクは非常に怖くて、自分に向かないことは自覚して悩み続け、
ある時期に手放しました。
エネルギーもお金も沢山使ってモノにならなかった感はありますが、
やはり好きは好きです(笑)
さらに、私の母も牡羊座の月なのです!(太陽は蟹座)
恋愛結婚ですから、多分母も父の牡羊座の要素に憧れはあったのだと思います。
でも月牡羊座は、太陽牡羊座にはどうやったって敵いません。ニセモノだからです。
(これは私の父に限ったことだと思いますが)誰かを嫌ったら本当にトコトン憎悪し、何十年も火のような恨み辛みの感情を持ち続けるパワー、周囲をどんなにうんざりさせても自分の我儘を貫くエゴ(最後はゴネ得)や、癇癪の激しさ!
あんな真似は絶対に無理(これが牡羊座の特質というわけでは決してないと思いますが)
母は結局はストレスから早くに病気になり、離婚を諦め共依存関係を最後まで続け、自身の本質が既にわからなくなっていて、相当チャレンジングな人生だと思います。
でも母は太陽星座の支配星も月。
結局は家庭を大事にした蟹座の生き方と言えるのかもしれません。
ちなみに父の月星座は山羊座。メガバンク勤めで倒産はないもののバブル崩壊を経験、
個人的な蓄えも退職金の投資も全て失敗し、
母が苦労して掛け続けた生命保険まで何故か解約し、家族に全くお金を残さず亡くなり、
母は3年経っても恨んでいます。
本当に意味がわかりませんでしたが、お金やモノを「使役する」センスが皆無で、
最大の物理的欠損である山羊座月の表現かと思い至りました
このように過去からの家族関係を月星座の観点から沢山検証し、学ぶことができました。
太陽星座と月星座でワークしているご家族は多いように思います。
そして私自身はこの1ヶ月ほどで、
「〇〇しなきゃ!」という変な焦りがかなり軽減しています。
呑気なのんびり屋全開、かなり気分が楽になりました
太陽星座の本質を生きることの大切さを身に染みて感じます。
長くなりましたがほんのさわりだけご紹介です。
愛先生が、どんどん広めてくださいとおっしゃったので書きました。ご参考までに。
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